表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/17

ジャマナオンナ。

「ショー!」

後ろから、よく聞く女の声が聞こえた。

はぁ…あいつか。


「何?」

「一緒に帰ろ☆」

彼女の名前は久遠 麗奈、通称レイナ。

一応、ボクの彼女。だが、はっきり言って、ウザい!

が、そんなことを言って泣かれても困るので、

「オッケー(^^)」

と返す。


一応、ボクの学校でのポジションはチャラ男な情報屋である。

これを崩さないで、人間社会でうまくやっていかなくてはならない。


これが相当難しい。


「ねぇ〜。ショーは、この後予定ある〜?」

〜と伸ばすのがウザい。キモい。てか、死ねと思う。

「ないよー」

棒読みで返事。


「じゃあ、一緒にカフェ行こ!」

駅前のカフェのことか。

「あそこのケーキ、すっごく美味しいんだよねー!!ショー、お金ある?」


「…やべっ!ねーや。」

ホントはあるけど。こんなことのために金を使いたくない。

「じゃあ、奢ったげるー」

その言葉を待っていた!


これでただ食い!計画通り…

っと、夜神月のマネをしてるんじゃなかった。

これからこいつに駅前のカフェでケーキと飲み物を奢ってもらう代償として、こいつの話を聞かなければならないという地獄が待ってるんだ。


「よーし!じゃ、いくよ!」

レイナは駅前に向かって走り出した。

「ちょ、待てよ!」


ホントに面倒と言うか、邪魔な女である…

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ