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悪魔の継承  作者: 夜海 来火
第5章 受け継がれた想い
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85話 天魔の門…!!

 天真と僕の戦いは天真の勝ちとなった。僕たちのいた遺跡のような場所はいつの間にか真っ白な空間に戻っていた。

《では、敗者の悪魔の継承者 松田隼人まつだはやとには罰を与えなければいけません…。ワタクシが考えた結果、かつて神々が悪しきものを封印するときに使ったこの天魔の門ジ・ゲートの中に封印することにしました》


 すると僕の目の前に巨大な門が現れた。

《負のある者に罰を…》

 とレティアの声が聞こえたとき、僕は門の中に吸い込まれた。


 一方、真司たちの目の前に天真が現れた。

「よくやったぞ天真!」

 とほかの天使武器を持つ人間が天真に言った。

「俺たちの任務はまだ終わってない。総理大臣を狙うぞ」

 と天真が言ったとき、真司が天真に矢を放った。

「隼人はどこだァ!!!」

 と真司は怒り、無数の矢を放った。


 天真は天使化し、真司の矢を吹っ飛ばした。

天魔の門ジ・ゲートとかいう門の中に封印された。お前に用はない。失せろ」

「失せん!お前を討つ!!」

 と真司が言うと、天使化した天真は真司を睨みつけ言った。

「いいだろう…来い!」


 一方、駐車場で狩武と戦っている村川漢頭むらかわかんずと裏切られし小悪魔 デリットは苦戦していた。

「どうした?その程度か?」

 と狩武の背中には天使のような輝かしい翼と悪魔のような黒く鋭い翼が生えていた。村川漢頭が息つきながら言った。

「まさか、ここまですごいとは…想像を超えているな…松田狩武まつだかりむ…」

「あの力…なぜだ…なぜ技鏡コピーロードの力があってもコピーできないんだ…!?」

 とデリットは混乱していた。

「いかなる武器や能力を使っても、俺の神と魔王の力の前では無力に等しい…」

 と狩武は言い、高速で移動し村川漢頭を殴り飛ばした。

「ぐはっ!!」

 と村川漢頭は車に突っ込んだ。


「吹っ飛べぇー!!!」

 と狩武は言い、デリットを強大な光線で吹っ飛ばした。

「もはや、無敵ですね。狩武様は…」

 とピエーヌが狩武を見て言った。

「当たり前だ。この世界の覇者になられる方が、たかが小悪魔と人間に苦戦するはずがない…」

 と牙斐矢は言い、ホテルに向かって歩き出した。狩武もホテルに向かって歩き出した。

「行くぞ、総理大臣を誘拐する」

 と狩武は言った。総理大臣はどうなるのか…!?




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