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悪魔の継承  作者: 夜海 来火
第3章 天使降臨
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50話 天使武器の使い手

「天使武器…?」

真司が聖弥に聞いた。


聖弥は女神の拳銃ジュノウピストルを構え、答えた。

「天使武器とは、その名の通り貴様らが使う悪魔武器の対をなす武器だ。」

そのとき、

聖弥の後ろにいる金髪の男子が言った。

「聖弥はそいつの相手をしてろ。松田 隼人まつだはやとは俺が探す。」


金髪の男子がそういうと、聖弥以外の3人は3-Aの教室に入って来た。

松田 隼人まつだはやとはどいつだ?」

と教室のドアを開けたと同時に、金髪の男子はクラスの生徒に聞いた。


僕はバレないように怪しくない態度でいたが、他のビビった男子たちが完全に僕を指差している。

う…裏切り者!!

と思ったが、まぁそれも仕方ない。

僕は正々堂々、金髪の男子の前に立ち言った。

「俺が松田 隼人まつだはやとだ。お前ら俺に何の用だ?」


金髪の男子は答えた。

「貴様の悪魔武器、悪魔の継承インヘリタンスをいただきに来た。大人しく渡せ。」

「はいどうぞ。って誰が渡すか。」

と僕は金髪の男子に言った。


「お前この俺と闘る気か?」

と金髪の男子は僕に言ってきた。僕は「上等だ。」と答える。


「おい、闘うなんて危ないよ!それに相手は他の中学生だぞ!?問題になったらどうすんだよ!?」

とクラスの男子が僕に言ってきた。

が、時すでに遅し。僕は悪魔の継承インヘリタンスで悪魔化していた。


「ここだと戦いづらい…。校庭に行くぞ。」

と悪魔化した僕はクラスの男子が言った言葉を無視して、金髪の男子に言った。

「好きにしろ。どうせお前の敗北は変わらない。」

と金髪の男子は言い、僕と金髪の男子は教室の窓から飛び降りた。


そのころ、

廊下には無数の銃弾と矢が飛んでいた。

「貴様も遠距離タイプか!」

と聖弥は真司に言った。

真司は邪神の弓矢デイモンアーチェリーを構え、「こいつはどうだ!」と言い、弓を引き絞り、大量の矢を放った。


「避けるのは不可能か…。ならば…!!」

と聖弥は言い、女神の拳銃ジュノウピストルをガチャガチャ変形させた。

そして拳銃は小さなマシンガンになった。


「オラァ!!」

と聖弥は言い、矢を狙って撃った。

大量の矢がどんどん潰れていった。

廊下中。いや、学校中にバラララララララララララララ…!!!という銃声が聞こえた。


そしてついに矢は全滅し、マシンガンもストックがあるらしく、また女神の拳銃ジュノウピストルに戻った。


「こいつは強ぇな…。」と真司は言い、

「悪魔のクセになかなかやるじゃないか…。」と聖弥は言っていた。


一方、

校庭では悪魔化した僕は戦闘態勢になり、

金髪の男子は右腕にある腕輪を悪魔化した僕に見せた。

「それは…!!」と悪魔化した僕は驚いていた。


そのとき、

金髪の男子といっしょにいた2人が降りてきた。


金髪の男子は僕に言った。

「この俺の名は武沢 天真たけざわてんま。そしてこの天使武器の名は、天使の継承インヘリタンスだ!!」


すると天真の身体三割に聖なる文字が刻まれた。

天使化した天真は言った。

「さぁ、悪魔化した貴様と天使化した俺、どちらが強いかな?」



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