40話 人間の命運を賭けた戦い
人間界に二人の悪魔が現れた。悪魔王とサタンデーモンだ。
サタンデーモンは悪魔王に言った。
「人間を一人残らず、滅ぼすぞ!」
そのころ、
悪魔界の城の中には、僕たちと悪魔の邪眼のおじさんが倒れていた。
「ぐっ…。」とおじさんは言い、起き上がった。
おじさんが見た光景は、僕たちが倒れていた姿だった。
そしてレアルの姿を見たおじさんは言った。
「こいつは…魔神に選ばれし三悪魔の一人、呪われし小悪魔のレアルじゃないか…!!」
そのとき、
僕たちはいっせいに起き上がった。
「いててててて…」と僕は頭を押さえながら起き上がった。
「目が覚めたか?」とおじさんは僕たちを見て言った。
僕はおじさんに質問した。
「あなたは一体何者なんですか…?この前もいきなり助けてくれて、一体…。」
おじさんは悲しい目で言った。
「今は…言えない…。だが、いずれわかる…。」
レアルが僕たちに言った。
「ヤバいぞ!あいつら、人間界に行きやがった!人間を滅ぼすつもりだ!」
おじさんは「よし、一刻も早く人間界に行くぞ!」と言い、城の外に走り出した。
そのとき、
ラーシが空間を破って現れた。
「貴様…!」
朱希羅はラーシを睨み言った。
ラーシは僕たちに「ここから先には行かせない。」と言い、道封じをした。
おじさんは僕たちに言った。
「隼人と朱希羅はオレについて来い!ほかの者はラーシの相手を頼む!」
そう言うとおじさんは出口に向かって走り出した。
「行かせないと言ったが?」
とラーシは僕たちに手を向けた。
そのとき、
ラーシ周辺の重力が重くなり、ラーシは地面にめり込んだ。
「行くぞ!」とおじさんは僕たちに言い、外に出て行った。
おじさんが城の外に出て行った瞬間、ラーシ周辺の重力は通常に戻った。
真司とマースと黒鳥は、それぞれ武器を構えた。
しかし、
真司たちの前にレアルが現れた。
レアルは真司たちに言った。
「こいつの相手はアタシがする、元同胞の始末はアタシの役目だ!」
そのころ、
人間界ではサタンデーモンがあるサラリーマンを殺そうとした瞬間、重力が重くなりサタンデーモンは地面にめり込んだ。
おじさんがサタンデーモンを重くしたのだ。
「さて、終わりにしよう。」
とおじさんはサタンデーモンに言った。
サタンデーモンは重力を無効化して、立ち上がり言った。
「そう簡単にいくかな?」
悪魔王の下には、僕と朱希羅が行った。
「邪魔するならば、こ~ろ~す~…ぞっ!」
と悪魔王は僕たちに言った。
朱希羅は悪魔の鉄拳を構え、僕は悪魔の継承で悪魔化し悪魔王に言った。
「あなたは、ここで倒す!」