表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
悪魔の継承  作者: 夜海 来火
第2章 造られし悪魔
36/231

34話 造られし悪魔vsグラヴィレイ

ヴァイザーがおじさんに攻撃を仕掛けた。

が、おじさんはひょいっと避け、ヴァイザー周辺の重力を重くし、ヴァイザーを動けなくした。

「くそがぁ!」とヴァイザーはあがいていた。


おじさんは悪魔の攻撃を全て避けつつ、攻撃していった。


そしておじさんは次々と悪魔たちを動けなくし、重量で潰していった。

ついに最後の一体、しかしその一体は強かった。

重力を重くしてもビクともしないのだ。


「あらっ?」

とおじさんも驚いていた。


その悪魔は言った。

「オレは造られし悪魔の最初に造られた悪魔、名はシン。オレを倒すのならば、もっと殺す気で来い。さもないと貴様が死ぬぞ?」


おじさんは笑い出した。

「何がおかしい?」とシンも質問した。

おじさんは答えた。

「やっと手加減なしで戦えそうだ。」


するとおじさんはシンに手を向けた。

「重力っていうのは押しつぶすことができるが、引き寄せることもできるんだぞ?」

そう言うとおじさんの手のひらから黒いエネルギーが現れた。

するとシンの身体はその黒いエネルギーに引きと寄せられた。


おじさんは言った。

「これはブラックホールだ。ブラックホールとは光さえも吸い込みすべてを吸い込む。そして、ブラックホールに吸い込まれた者は重力の圧力で身体中が崩壊する。

このブラックホールはそれと同様、俺のこの手に触れた瞬間、お前の身体は破壊される。」


シンはブラックホールに向かってエネルギーを飛ばした。

しかしブラックホールはそのエネルギーも吸収してしまった。


「無駄だ。言っただろう?光さえも吸い込むと。お前の攻撃は無効化される。」

とおじさんは言った。

どんどんシンの身体は吸い込まれていった。


そしてシンがおじさんの手のひらに触れた瞬間、シンの身体は粉々に飛び散った。

けっこうグロテスクだ…。


おじさんは王を見て言った。

「さて、さっさと終わらせよう。かかってこい、悪魔の王、サタンデーモンよ…。」

サタンデーモンはおじさんを見て言った。

「面白い、来い悪魔の邪眼グラヴィレイよ。お前の終末を見せてやる。」


一方、

朱希羅と戦っていた黒鳥は絶体絶命になっていた。

朱希羅は黒鳥に向かって言った。

「終わりだな。黒鳥。」

そのとき、またミニサイズの黒い箱ブラックボックスが現れた。


黒い箱ブラックボックスから現れたのは松田隼人まつだはやとだった。

もうすでに悪魔化していて、黒い衣を着ていた。


朱希羅は僕を見て言った。

「自分から来たか、松田隼人。」


悪魔化した僕は朱希羅に言った。

「新しく身に着けた鬼神の力、見せてやる。」




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ