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悪魔の継承  作者: 夜海 来火
最終章 二人の魔術師
188/231

181話 全員合流!!

 僕たちはそれぞれ“天魔の聖堂”に到着した。

「真司!それに天真やマースさんも!」

 と僕は言い、真司たちと合流した。

「彼は何者だ?」

 とジャックさんは真司に聞くと、真司は答えた。

悪魔の継承インヘリタンスの所持者です。んでもって僕の友達の松田隼人まつだはやとです」

悪魔の継承インヘリタンスの所持者か……」

 とジャックさんは言っていると、マースさんはジャックさんに聞いた。

「あの~、車を山のふもとの町に無断駐車しましたけど……大丈夫なんですか?」

「気にするな」

 とジャックさんは答えると、ある声が聞こえてきた。


「て、天真ー!!」


 その声は聖弥だった。そう、セレシアたちも来たのだ。

 僕はレアルに言った。

「レアル!大丈夫か?」

「あ……あぁ」

「まだ……記憶が戻っていないのか……」

「でも、記憶が戻っていなくても、能力なら使える!準備はできてる!」

「じゃあ行こう!」

 と僕は言い、皆は無事に合流したところで、僕たちは“天魔の聖堂”へと入って行った。

 その聖堂は僕が一番最初にこの時代に来た場所だった。



「まて、康彦がいない」

 とセレシアが気付いた。すると朱希羅が言った。

「どこかで独りぼっちなのか?」

「康彦が一人だったとしてもここには来るはずだろ……」

 とラーシは言うと、ある声が聖堂に響いた。



「田辺康彦は我々の城でお留守番しているよ」



 その声が聞こえた途端、黒いエネルギーが急に現れ、黒いエネルギーの中から三人の人物が現れた。

「お前達は!」

 と僕は言った。その三人はスフォルザントと矢崎 閻とアルべラム大臣だった。

「答えろ!康彦はどこにいる!!」

 と天真は聞くと、アルべラム大臣が答えた。

「我々の城の牢獄に監禁されている。厳重にな」

「貴様らっ!!」

 と天真は言うと、スフォルザントは僕たちに言った。


「静かにしたまえ、私は話をしにきたのだ。君たちも知りたがっている……“最強の魔術師”のことでな」


 とスフォルザントは言うと、僕はスフォルザントに聞いた。

「いいだろう。話せ」

「人間、素直が大事だな。まず今君たちが持っている“最強の魔術師”の遺品を松田隼人に渡せ」

 とスフォルザントは言うと、朱希羅が聞いた。

「遺品?」

「この“羽ペン”がそうじゃないか?」

 と真司が“最強の魔術師”がガンさんに渡したという“羽ペン”を取り出した。

「隼人に渡せばいいんだな?」

 と真司は言うと、スフォルザントは答えた。

 僕はその羽ペンに触れた途端、また何かが僕の頭の中にものすごい勢いで入って来た。



「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」



 と頭に色々な情報が入ってきた僕は絶叫していた。





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