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悪魔の継承  作者: 夜海 来火
第7章 神話時代
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165話 軍人ジャック

「どこの軍人だ……?ったくまさか砂漠のど真ん中で戦わなきゃいけないなんて……」

 とマースさんは言うと、軍人のような人は答えた。

「俺はもう軍人ではない。元軍人のジャックだ。貴様らが持っている物を置いていけ」

「やだね!元軍人か何だか知らないが、お前……この状況わかってんのか?」

 と真司は言うと、ジャックは四人を見て言った。

「4対1か……。まぁ、貴様らの戦いごっこに付き合うのには丁度いいハンデだな」

「あんまなめてると痛い目みるぜ?」

 と真司は言うと、ジャックに向かって矢を放った。

 しかし、ジャックは飛んできた矢を素手でつかみ、地面に捨てた。

 真司はその姿を見て驚いた。

「なっ!?」

「なんだ?この玩具のような矢は?」

 とジャックは言うと、ジャックは真司に向かって走り出し、攻撃を仕掛けた。

 真司は何とか攻撃を避けると、朱希羅がジャックに向かってパンチを放った。

「甘い」

 とジャックは言うと、朱希羅のパンチを軽く受け止めた。

「なにっ!?」

 と朱希羅は言うと、朱希羅はマースさんの方向に振り飛ばされてしまった。そしてマースさんと朱希羅は衝突してしまい、地面に倒れ込んでしまった。

「ぐぁ!!」


「なんだこの強さは……」

 と黒鳥は言うと、ジャックは答えた。

「今までの戦闘経験の差だ」

 とジャックは言うと、黒鳥に向かって攻撃を仕掛けた。




 そのころ、天真の作戦で見事亡霊を倒した天真とラーシは、ひたすら森の出口を探していた。

「なんとか亡霊たちは倒したが……この森……広いな……」

 とラーシは言うと、天真は空を見上げ答えた。

「まったく……この森は薄暗いから、夜なのか昼なのかわからん」

「腹減ったなぁ……」

 とラーシは言っていると、ある音が聞こえてきた。

 

 ガラガラガラガラガラガラ……


 とその音は前に進むほど大きくなっていき、絶えなく聞こえてきた。

「なんだ?この音……」

 天真とラーシはその音の方向に進んで行くと、そこには水車小屋があった。

 水車小屋の方に進んでくと、水車小屋の向こうに川があり、蛙などがいた。

「水車小屋だ!誰かいるのかな?」

 天真はそう言うと、水車小屋に向かって声を上げた。

「誰かいますかー?迷子になっちゃったんですけど、この森の出口をおしえてくえません?」

 そう言うと、水車小屋の中から青いバンダナを身に着けた大男が現れた。

「なんだ?おめぇら?迷子になったのか?」

「この森の出口をおしえてくれません?」

 とラーシは聞くと、大男は答えた。

「俺の仕事を少し手伝え、そしたらおしえてやる」









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