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悪魔の継承  作者: 夜海 来火
第6章 悪魔王選出試験
145/231

140話 反撃開始!!

「いや、まだだ……」

と僕は言い、戦闘態勢になった。

(俺は絶対こんなところで負けねぇ……絶対に悪魔王になるんだ!!レアルのために……!!)

と僕は思っていると、カルラが僕に近づきながら言った。

「まだ足掻きますか……人間にしてはしぶといですね……。先ほどの戦闘でわかったはずです。貴方とワタシとでは戦闘経験の差があり過ぎる……」

「どうかな……?なら……」

と僕は言うと、両手を合わせた。

(あのしぐさは……確かヤウルとの戦いで身体を強化する技……。本人は鬼神化と言っていたが……、今より確実に戦闘力が増すのか……)

とカルラは考えると、二本の剣を構え僕から距離をとった。

「面白い、松田隼人……!!」

とカルラは言うと、僕は鬼神化した。

「さぁ、いくぞ!!」

と鬼神化した僕は言い、カルラに向かって走り出した。


カルラは走ってくる僕に向かって一本の剣を投げ飛ばした。

「また同じことを……!!」

と僕は言い、飛んできた剣を紙一重で避け、飛んできた剣の持ち手の部分をつかみ、そのまま飛んできた剣を握りしめカルラに攻撃を仕掛けた。

「なに!?ワタシが投げ飛ばした剣を自分の物に!?」

とカルラは言うと、僕はカルラに向かって剣を振り下ろした。するとカルラは左手に持っている剣で僕の攻撃を防いだ。

「そこだ‼」

と僕は言い、カルラの横腹を蹴り、カルラを蹴り飛ばした。

「さっきの勢いはどうしたカルラ?鬼神の力はまだまだこんな程度じゃないぜ?」

と僕はカルラに言うと、カルラは起き上がり言った。

「そうですね……確かに鬼神と名乗るほどの強さは認めてあげましょう。ですが、十本の剣を持ったワタシには勝てませんよ……」

「へっ、まず俺が持ってるこの剣を奪え返せないんじゃないのか……?」

「いいえ、そんなことはありません」

とカルラは言うと、高速で僕の背後に移動し、僕が持ってる剣を奪い返した。

「な……速いッ!!!」

「あと壁に刺さっている剣のみ……」

とカルラは言うと、僕を蹴り飛ばし、ステージを囲むガラス製の壁に刺さった剣を抜いた。

なぜ壁に刺さっているのかと言うと、カルラが始めに僕に向かって剣を投げたからだ。


「ちっ……追い詰めたと思ったらまた強くなりやがる……。厄介な奴だ……カルラ……」

と僕は言い、戦闘態勢になった。十本の剣をそろえたカルラは僕に言った。

「では見せてあげましょう。ワタシの最強剣技を!!」

とカルラは言うと、八本の剣は刃の部分と持ち手の部分に分かれ、カルラは八本の刃を指の間に挟み、二本の剣を足のシューズに装着した。

「さて、この姿になったワタシを相手にして生き延びれますか?」

とカルラは言い、僕とカルラは戦闘態勢になった。


そのころ、アルべラム大臣がいる部屋にはアルべラム大臣の前に6体の死神デスパーソンがいた。

「ではそろそろ計画を開始する」

死神デスパーソンの一人が言うと、アルべラム大臣は6体の死神デスパーソンに言った。

「あぁ、任せたよ。このスタジアムにいる全観客の抹殺を……」

とアルべラム大臣は言うと、6体の死神デスパーソンは消えてしまった。


ステージ上では僕とカルラが凄まじい戦闘を繰り広げていた。するとスタジアムのいたる所に6つのどす黒い光が落ちてきた。その6つのどす黒い光はすべてステージの外に落ちていた。

「なんだ!?」

(ついに計画を開始するのですね。見ていてくださいスフォルザント……。ワタシの貴方に対する忠誠心を!!)

とカルラは思うと、その光に構わず僕に攻撃を仕掛けた。

6つの光は死神デスパーソンの姿になり、現れた6体の死神デスパーソンは観客の人たちに言った。


「「「「「「我々は死神デスパーソン。このスタジアムの観客を殺しに来た!!」」」」」」



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