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悪魔の継承  作者: 夜海 来火
第6章 悪魔王選出試験
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121話 顔面崩壊悪魔の推薦

「うおおお!!」

と悪魔化した僕は言い、アルべラム大臣に攻撃を仕掛けた。しかし、アルべラム大臣は僕の攻撃を避けたあと僕に言った。

「ワタシにも時間が無い。今回は退却するとしましょう…」

とアルべラム大臣は言うと、姿を消した。

「ま…まて!!」

と僕は言ったが、待ってくれるはずはなくアルべラム大臣は消えてしまった。

「大丈夫かレアル!?」

と僕はレアルに聞くとレアルは答えた。

「アタシは大丈夫だが、デリットとラーシを悪魔界の病院に連れて行ってやれ」

とレアルは言うと、僕は三人の小悪魔をぬいぐるみのように抱きかかえ、黒い箱ブラックボックスを使い、悪魔界の病院に行った。


悪魔界の病院に行くと、顔面崩壊の悪魔が僕を見て言った。

「ん?お前は…誰じゃったかの?」

「あれ?覚えてませんか?松田隼人です…」

「おぉ、そうじゃった!」

と顔面崩壊の悪魔は言うと、僕が抱きかかえている三人の小悪魔の姿を見て言った。

「そやつらの治療じゃな。任せなさい」

「あ…ありがとうございます…!!」

と僕は言うと、顔面崩壊の悪魔は僕に言った。

「お前も…悪魔王選出試験とかいう行事に参加しているのか…?」

「ハイ…。悪魔王になんてなりたくはありませんが…」

「ふぉっふぉっふぉっふぉ!そうかいそうかい…」

と顔面崩壊の悪魔は三人の小悪魔をベッドに寝かせ言った。

「面白いねぇ…なんたって悪魔王選出試験に人間が参加しているのだから…。誰がお前を悪魔王候補に推薦したんだろうねぇ…」

「さぁ…?」

と僕は言うと、顔面崩壊の悪魔は僕の方に振り向いて言った。

「ワシじゃよ」

「は!?」

「だからワシじゃて」

「えぇー!!」

と僕は言うと、顔面崩壊の悪魔は言った。

「そう騒ぐな。患者が驚いてしまうじゃろ」

「なんで俺なんかを!?」

と僕は聞くと、顔面崩壊の悪魔は言った。

「今の悪魔界は非常に大混乱している…。ゼルキルムによる奇襲…レティアによる隕石落下…そして何より二代目悪魔王…デスターヌの死…。その大混乱を静め悪魔界を安定させる者は…ワシは人間であるお前しかいないと見切ったのじゃ」

「いやいや!見切ったって…!?」

と僕は言うと、顔面崩壊の悪魔は聞いてきた。

「予選は通過したのかの?」

「ハイ…。ただ予選の敗者は死神デスパーソンに殺されるんです…」

と僕は言うと顔面崩壊の悪魔は言った。

「なに!?死神デスパーソンとな…!?」

「ハイ。黒いコートを着た骸骨がいこつで…真っ赤な鎌や鎖で敗者を殺していき、魂のような物を引きずり出していました」

死神デスパーソン…まさか…奴が再び行動を開始したのかの…?」

「奴…?」

と僕は言うと、顔面崩壊の悪魔は言った。

死神デスパーソンの創造者…スフォルザントという名の人間だ…」

「人間…!?」



謎の黒幕は…人間!!








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