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悪魔の継承  作者: 夜海 来火
第6章 悪魔王選出試験
124/231

119話 本物か幻か…

「戦う前に一つ聞かせろ!貴方は何を考えている!?」

とレアルは言うと、アルべラム大臣は答えた。

「君たちがワタシに勝ったらおしえてあげよう。勝ったらだが…」

「なら、こっちからいくよ!!」

とラーシは言うと、ラーシは能力の時間停止タイムストップで時間を止め、アルべラム大臣の背後に移動した。

「これで拘束すれば…」

とラーシは言い、時間を元に戻しアルべラム大臣の首を絞めたとき、アルべラム大臣はラーシに言った。

「自分の姿をよく見るがいい」

するとラーシは電柱柱をつかんでいた。

「な…いつの間に…!?さっきのアルべラム大臣の姿は幻だったのか…!?」

とラーシは言ったとき、アルべラム大臣が電柱柱ごとラーシを蹴り飛ばした。ラーシは防御の姿勢になったが、アルべラム大臣の蹴りの威力が高かったため、工場跡地の建物に突っ込んでしまった。

「ぐあッ!!」

とラーシは言い建物前に倒れ込んだとき、地面から真っ黒い手が生え、ラーシの身体を真っ黒い手が拘束した。

「何だアレは…!?」

とレアルが言ったとき、レアルとデリットの足場からも真っ黒い手が生えてきた。

「…くそッ!!これもコピーできないのか!!」

とデリットは言い、真っ黒い手の拘束を避け続けた。

「これは幻なのか…!?結界の中にいれば幻術を見せられるが、もう結界は破ったはずだぞ!!」

とレアルは言ったとき、デリットは言った。

「仕方ない!!アルべラム大臣を直接狙うぞ!!」

「了解!!」

とレアルは言うと、デリットとレアルはアルべラム大臣に向かって攻撃を仕掛けた。

「フハハハハ!小悪魔の打撃攻撃など…赤ん坊レベルに等しい」

とアルべラム大臣は言うと、レアルたちのパンチを受け止め、そのまま万力のような力でレアルたちの拳を握った。

「は…放せッ!!クソッ!!」

とデリットは言うと、レアルは口から魔神のパンチをアルべラム大臣に放った。

「…ッ!!」

とアルべラム大臣は反応し、殴り飛ばされてしまった。それと同時に土煙が立ち、さらに地面から生えていた真っ黒い手が消えた。


「大丈夫かデリット?」

とレアルはデリットに聞くと、デリットは答えた。

「大丈夫だ。今回は今ので気絶してくれるような敵じゃないからな…。気を抜くなよ」

「あぁ」

とレアルは言うと、土煙の中から剛速球でアルべラム大臣がデリットの顔面をつかみ、地面に叩きつけた。

「ガハッ!!」

と頭を地面に叩きつけられたデリットは血を吐き、気絶してしまった。

「デリット!!」

とレアルは言うと、アルべラム大臣がレアルを睨み言った。

「貴様ら…。ククク…少々驚きましたよ」

とアルべラム大臣は言うと、地面から真っ黒い手を生やし、デリットを拘束させた。

「貴様らは血祭りにあげたいところだが、生かしておいてやる…。計画のためだからな」

とアルべラム大臣はレアルたちに言うと、レアルはアルべラム大臣に言った。

「それが貴方の本性か…!!」

「さぁ、そろそろ幻に包まれて眠ってもらおう」

とアルべラム大臣は言い、レアルは戦闘態勢になった。



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