101話 狩武VS隼人
「悪魔の継承の本当の力だと…⁉」
と二人の狩武は起き上がり、僕に向かって言った。
「一体、なぜいきなり奴にはこんな力が…それとも今まで力をチャージしていたのか⁇」
と狩武は言い、一人の狩武は僕に向かって走り出し、もう一人は手を僕に向けた。
「来い‼」
と僕は自分に向かって走り出した狩武に言い、戦闘態勢になった。そして、僕と一人の狩武は殴り合った。
「ほう、少しはできるようになったじゃないか」
と狩武は殴り合いながら言った。しかし、僕は攻撃のタイミングをずらし、一人の狩武を崩壊したホテルに向かって殴り飛ばした。
「くらえッ‼」
と手を向けていた狩武は言い、手のひらから僕に向かって光線を放った。しかし、僕は地面に向かって左手の拳を打ち込み、僕の周りにエネルギーによるバリアを張った。そのバリアは狩武の放った光線を防いだ。
「バカな⁉奴になぜこれほどの力が⁉」
と光線を放った狩武は言うと、僕は答えた。
「まだまだこの程度の力じゃないぞ」
「どういうことだ…⁉」
と光線を放った狩武は言うと、崩壊したホテルに殴り飛ばされた狩武が僕に向かって走り出し、僕に向かって言った。
「まだ力を温存してると言うのか‼?」
「さぁな」
と僕は言い、瞬間的な速さで光線を放った狩武の背後に立った。光線を放った狩武は言った。
「なに⁉」
「遅いッ‼」
と僕は言い、光線を放った狩武をさっき僕に向かって走り出した狩武に向かって殴り飛ばした。すると見事に狩武同士でぶつかり合った。
「「ぐああああ‼」」
と二人の狩武は言い、二人とも倒れてしまった。
「終わったか?」
と僕は言うと、二人の狩武の身体がバチバチ光出した。
「なんだ?」
と僕は言い、再び戦闘態勢になったとき、狩武の身体は一つに融合していた。それだけじゃない。筋肉が今までの二倍になり、目つきは鋭く、かなりゴツい姿になっていた。
「ここからは俺も本気でいくぞ」
と狩武は言い戦闘態勢になると、僕は狩武に向かって言った。
「お前を倒すこの力は、今までお前によって苦しめられた皆の想いもいっしょだ。だから、お前は必ずここで倒す‼」
ついに兄弟対決に決着の時来る‼