用語集(第1部まで・随時更新)
第十話までに登場した作品の設定や用語等をまとめたものです。
備忘録的な扱いですので基本的に読まなくとも問題ありません。
※第十話までを読んでいない方にはネタバレを含みますのでご注意ください。
※マッタリ気まぐれに色々追加・更新していく予定です。
【魔や戦闘に関すること】
・人魔
人間と同程度の知能を持つ魔のこと。姿形も人間に近い。魔力の強い順に、神魔、王魔、将魔、上位魔、下位魔と分類される。
・獣魔
知能の低い魔のこと。人間に似ている姿のものもあるが、大半は獣の形をしている。一部の獣魔を除き番号のみで分類され、魔力が強いとされる順に一桁から七十番台まで存在する。
・契約者
人魔と獣魔のどちらにも当てはまらない存在。基本的に未知の生物という扱いだが存在自体は幾度か確認されており、人間と同等以上の知能を持ち、様々な戒律に支配される半人半獣の生き物とされている。
・魔の十属性について
闇、炎、幻、雷、風、光、水、空、氷、地の、魔力の十個の属性のこと。
すべての魔は必ず一つの属性を持つ。
・魔力の壁
すべての魔が持つ、あらゆる物理攻撃を遮断する障壁。この存在により、一定以上の魔力の壁を持つ魔には、一般人がどれだけ大勢でかかろうとも傷一つつけることができない。
・聖力
人間が持つとされる“魔力の壁”を無効化する力。その総量は生まれつきのもので後天的に増やすことはできないが、体の一部に集中させるなどの技能により、結果的にはある程度、魔力の壁を打ち破る力を高めることはできる。
・心力
人間が持つとされる身体の基本能力を高める力。
未解明の部分もあるが、現在はその効能ごとに、
治癒能力を高める“自愛”
体の強度を高める“鋼身”
一瞬の瞬発力を得る“瞬歩”
持続的な脚力を高める“神足”
一瞬の怪力を得る“剛力”
持続的な腕力を高める“流星”
スタミナ能力を高める“息吹”
五感能力を高める“刻眼”
の八種類に分類されている。
なお、心力については一般的に男性よりも女性が優れているとされ、これによって筋力の劣る女性であってもデビルバスターになることが可能となっている。ただし、この点を加味しても男性優位であることに変わりはない。
・破魔具
聖力を増幅する道具の総称。使用者が身につけているだけで効果があり、それが武器の形をしている必要はない。なお、聖力の増幅効果には限界があり、どんなに優れた破魔具であっても一般人が上位の魔を倒すことができるようになるわけではない。
・神具
破魔具の一種で、一般的な破魔具よりも強い力を持ち、使用者を限定する。多くの神具は魔と同じような魔力を放出する力を使用者に与えるが、使用にはある程度の熟練が必要。
・魔導器
神具のうち、聖力の増幅効果よりも魔力の放出能力に特化したもの。
【組織等について】
・ディバーナ・ロウ
ネービスの大貴族、ミューティレイク家の支援を受ける私的デビルバスター部隊。
第一隊、ディバーナ・ファントム
第二隊、ディバーナ・ナイト
第三隊、ディバーナ・カノン
第四隊、ディバーナ・ゼロ
第五隊、ディバーナ・クロス
の全五隊で構成される。
・ネスティアス(ディグリーズ)
ネービス公直属の公的デビルバスター部隊。うち、トップ十人のデビルバスターたちはディグリーズと呼ばれる。
・タナトス
ディバーナ・ロウと敵対する魔の組織。マリアヴェル、ザヴィア、リューゼット、ネイルなどの将魔が中心となって構成されている。
・キュンメル
不当な扱いを受ける魔の救済を目的とする魔の組織。主に人間界で暮らす下位魔や上位魔が中心となっている。
・ネアンスフィア
特定の組織ではなく、デビルバスター狩りを行う魔の組織の総称。個別に組織名を付けているときもあり、その場合は“ネアンスフィアの○○”という呼ばれ方をする。
・ベルリオーズ
人間と敵対する魔の組織で、現状では人間界で最大規模の組織。その中心には王魔の存在も確認されている。
【作中に登場する武器等について】
・細波 属性:水・風
両刃の剣(本体は柄にはめ込まれた宝石)。
所有者はティーサイト=アマルナ(ディバーナ・ロウ)。
・終炎 属性:炎
赤銅色の長剣。
所有者はレアス=ヴォルクス(ディバーナ・ロウ)。
・夜叉 属性:空
一対の片刃の曲剣。
所有者はレインハルト=シュナイダー(ディバーナ・ロウ)。
・氷雨 属性:氷
一対の手甲。
所有者はアクア=ルビナート(ディバーナ・ロウ)。
・誘蛾灯 属性:光
やや短めの和槍。
所有者はアルファ=クールラント(ディバーナ・ロウ)。
・閃 属性:光
常に微かな光を放つ和刀。
所有者はイングヴェイ=イグレシウス(アオイ)。
・鎌鼬 属性:風
ギザギザの刃を持つ片刃の直剣。
所有者はバラード=グラスマン(第五話)
・雷針 属性:雷
剣先が三つ又の細剣。
所有者はセレナス=カンファイス(第七話)
・雪姫 属性:氷
氷の刃を持つ大鎌。
所有者はマリアヴェル=ソーヴレー(第七話)
・玉兎 属性:闇
黒い刃の大剣。
所有者はリゼット=ガントレット(ディグリーズ)。
・天輪 属性:光
鍔が二重の輪の形をしている中剣。
所有者はクインシー=フォーチュン(ディグリーズ)。
【作中に登場する国について】
・ネービス領
大陸の北端ヴァルキュリス山脈を背にする大陸第二の国。その首都であるネービスの街は“学園都市”とも呼ばれている。物語の中心となる国。
・ヴォルテスト領
大陸の中央部にある大陸第一の国。“帝都”とよばれる。デビルバスター試験の開催地でもある。
・ジェニス領
ネービスの東、大陸の北東端にある雨と森と山と農業と古文化の国。ティーサイト=アマルナの出身地でもある。
・モンフィドレル領
ネービスの西に接する国。ネービスとは古くからの同盟国で現在も友好関係にある。
・グレシット領
ネービスの南に接する遊行と観光の国。かつてはエヴラール領の一部だった。
・エヴラール領
グレシット領の南にある国。かつてネービス領と激しく争っていた時代があり、現在もその空気が一部の人々の間に残っている。