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そんな告白最低だ!  作者: 3206
プロローグ
2/38

高校生活開始

三回目のこの道。今は桜が咲き誇っていて舞い落ちる花びらが俺みたいな学生を歓迎しているかのようだ。

今俺が歩いているのは今年から入学することになった高校、明坂高等学校あきさかこうとうがっこうへと続く道だ。三回目というのは何度か高校見学できたからだ。

ちなみにこの学校、制服はあるものの、ほとんどの人が私服で来ている。この学校は私服での登下校が許されているのだ。

そして俺の隣には俺と同じくらいの背丈の女の子が一人。

「ん? どうかした?」

「あっ、いや、お前とまた同じ学校っていうのがなんか、高校にあがったって言う気がしないんだよ」

「何かそれ、私がいるのがいけないみたいな言い方じゃない?」

「ごめんごめん」

俺は一応謝ったが別に怒った風でもなかったので謝らなくても良かったかもしれない。

今俺の隣にいるのは同じ中学から来た友達、道原絢香みちはらあやかという。

背中中間辺りの髪の毛、黒い瞳、見た目はとてもおしとやかな女の子って言う感じで、中身も表向きはそんな感じなんだけど、恋愛に関する話しが大好きという一面を持っている。女の子としてはあんまり変わってはいないが、俺とは全然違う感じだ。恋愛に興味ないし、髪の毛だって短いし。

「でもさ、ここの高校、結構良いみたいでしょ? 敷地はまあまあ広いし。ほら、あそこに見える桜の木なんてすごい綺麗じゃない?」

そう言って綾香が指を指した先には学校の校門があり、そのすぐ隣に桜の木があり、校門をくぐった生徒達を見下ろしているようだ。

絢香と話しているうちに学校に着いたみたいだ。

俺は絢香の問いに対して何も答えずに進んで行った。

高校生活、充実させられるかな。中学のときは結構充実してたけど、心配なことがあるのだ。俺は必ずと言っていいほど初対面の相手には驚かれるのだ。あることを言うと。


校長の長い話も終わってそれぞれのクラスに行くことになった。体育館で入学式をした後一列に並んで教室まで行く。俺の前には絢香がいた。

教室に着くと出席番号順に席に座るように言われた。前で先生が親切に名簿順のプリントを一人一人に配ってくれるのではなく、一枚のプリントを全員で見ろということらしい。出席番号の早い奴が廊下側だ。

俺の苗字は白文しらふみ、俺は真中の列よりもちょっと廊下側の席に座った。

全員が席に着くと先生が時間割を渡してきた。なんと明日から授業だ。まあ今日からじゃないだけマシだが。

「今日は特にやることはない、自己紹介は今やるか、明日にやるかどっちが良いか、多数決で決めようと思う」

そんなことをするんだったらさっさと自己紹介やらせておけば良いんだ。ていうか、それ以前に自己紹介って初日にやるもんだろ。

俺がそう思っているのが通じるわけもなく先生は「今日やるという奴」と言った。

そして次に「明日やるという奴」と言う。

結果、ほぼ全員が明日やるという方に手を上げた。

そしてその他もろもろの話があり、帰宅となった。

明日の自己紹介のとき、何もなければ良いんだけど。

皆さんに気に入ってもらえるかは分かりませんが、自分なりに面白と思う物を書きますので読んでください。

誤字などがあたら指摘してください。

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