関係あるの?
走って、彼と建物内の広場。息を整えてから、中へ行く。
自動ドア…バリアフリーの玄関。
綺麗なロビー。
「チーフ、専務、お連れしました。」
「ありがとね。鷹丸主任。」
「ありがとう。」
たかまる?チーフ??専務???
一体…
「初めまして…。」
スーツを着た男性がポケットから名刺入れから、名刺を1枚出した。
「養霊所 陽だまり荘の石水です。」
俺に名刺を渡した。名刺を見る…。
療養じゃ?…か…漢字間違えて?
「あの…漢字が…」
「はい?」
なんか…言っちゃ悪そうな…
「あ、いえ…なんでもないです。」
「では、始めましょうか?」
「?始めるって…何を…?」
「こちらへどうぞ。…あ、鷹丸さんコーヒーを…。」
「分かりました。マスターに」 「うん。」
ロビーの一角…ソファタイプの椅子とテーブル。センタークロスが洒落ていた。
対面で座る。俺の右側には通路を挟んで、テーブル…と、スタンド?何だ…?…観光案内?
「改めまして。深影供朧さん。私、ここのオーナーチーフの石水と申します。」
「専務の粼と申します。」
頭を下げる2人。
「では、貴方のお名前をお願い致します。」
「…み…深影供朧です。」
「歳は?」
「41です。」
「趣味は?」
「写真を撮ることとドライブ…後、読書…。」
「好きな食べ物は?」
「ラーメン、焼肉とか?。」
「失礼致します。コーヒーです。」
「あ、ありがとうね。ん。いいね。」
「ありがとう。」 「あ、ありがとうございます。」
コーヒー…いい香り。石積さんがコーヒーを飲む。俺も…美味い…その後で…
「職業は?」
石積さん、コーヒーのカップを手にしながら質問。
「冠婚葬祭の会食の…料飲サービス業です。」
「休みは?」
コーヒーカップをソーサーに戻し…
「休みは…依頼が無い時…。」
と…話したら、専務?の粼さんが…
「週休二日制だけど、それを無視して…人手不足とは知ってますが、それではねぇ…。」
険しい顔して言った。で…。
「お給料は?」
「…良くて10万…。…一体なんで、そんな事…?」
「…良くて10万。安すぎ。…あ、なるほど…だから…労働帰順法に引っかかった訳ね。」
…労働基準法?…って…確か…。




