公認
粼さんがお客様に聞いた…いや、尋ねた。
「貴方は?」
「初めまして…。私…」
スーツの内ポケットから名刺入れを取り出した。
「以後、お見知り置きを…」
名刺を受け取る粼さん。
「そちらの鷹丸さんとは知り合いでしてね…。」
!
「そうなの?」
「…俺をここに…紹介してくれた方です(汗)」
…粼さんが鷹丸さんから視線を名刺に移した。
「…あ、貴方が死法処師の奈落さんでしたか。鷹丸さんから話は伺ってました。」
…(汗)
…粼さんが奈落さんに名刺を…
「初めまして…。」
「…ありがとうございます。…。」
粼さん名刺あるんだ。
彼は奈落さん。私も名刺を戴いた。
司法書士…じゃなくて、死法処師…?!
「…粼 衣笠子さん。…こんな若く可愛らしい方が…。」
?!
「!」
粼さん驚いて…
「分かります?!ありがとうございます♡」
ない?!…すごい笑顔!
「そりゃ私のパートナーですから。」
「…(汗笑)」
奈落さん…苦笑い(汗)
…炎魔さんが自慢げに奈落さんに言った。
粼さんは炎魔さんは夫婦…。けど
「仕事上ではでしょ?プライベートはケンさんよ。」
「そう…だね…。」
炎魔さんと粼さんは仕事上はパートナーでプライベートはケンさんと呼んでるご主人が居る。
そのご主人にもパートナーが居た。
「あの……」
「…うん?」
珠さんが粼さんに聞いた。
「粼さん、事務員の他に何か…」
「あ、知らない?私、ここの畔で奪衣婆の仕事もしてるの。」
「だ、脱衣場で??なんで脱衣場…?」
「珠さん違う。脱衣場じゃない。奪衣婆…。婆さん」
「奪衣婆さん???」
「ちょっと!2人とも(怒)!」
「あ、すみません(汗)」「ごめんなさい(汗)」
「…まぁ…良いけど。実は…休みの日に半日だけね。こっちも人手不足でしかも、最近物価高で生活費足りなくて…。」
景気すこぶる悪いから…。
でも…奪衣婆さんって?




