四季?
「Aセットお待たせ。」
…久々のオムライス。
…ふわとろのオムライスだった。
「いただきます。」
珠さんがオムライスを、スプーンで掬って口に運ぶ。
「…美味しい♪」
俺もオムライスを食った。
「…うん。イケる♪」
そう言った後、無言でオムライスを食べる。
「なんか暗いわねぇ…。まるでお通夜みたいよ?」
オネエさんが言った。
「…食べる時だけです。」
「…普段は話します。」
…黙々と食べて…。
「「ご馳走様。」」
食べ終わりも同時。
「美味しかった♪」
「うん♪」
お腹いっぱい。
食後にコーヒーも注文した。
…その頃…
「枦さん。」
粼さんが枦さんに声をかけた。
「これ、枦さんの業務表ね。」
「はい。ありがとうございます。」
…粼さんが枦さんに業務表を手渡した。
粼さんの指導はかなり厳しい…。
枦さん大丈夫かな。業務表を枦さんに手渡した後…粼さんが席を立つ。
「お昼行ってきます。」
「行ってらっしゃい。」
「はい。」
バッグを手にし、事務所を出ていった。
と…業務表を見ながら、枦さん…
「これ、珠野さんもしてます?」
俺に聞いてきた…。
「してるよ。」
「珠野さんが全て…。」
なんか困惑してる?
コーヒーを飲みながら
「そういえば…」
珠さんが俺に聞いた。
「この世界って、四季?あるの?」
「?」
「年中同じ…季節?だよね…?」
「…ありますよ…。」
「あるの?!」
「うん。」
「え?だって…えぇ?!」
そんなに…あ、そうか。珠さん、この世界に来て、まだ…。なら
「帰ったら、パンフレット見て勉強しよ。」
「…あるんだ…」
…聞いてないな(汗)




