3月中に
霧が晴れてきたな。オフィス内の窓から外を見た。デスクに戻る。書もんが終わって、カップにコーヒーを淹れて、飲む。
…さすがマスターだ。美味い♪
「…この男性、いいな。」
オーナー独り言。反応した、梟さん。
「どの方です?」
オーナーは、パソコンをガン見。
「いいね。いい!」
「オーナー!!」
「はい!?」
…聞こえてなかったんか?
…あ、初めまして、鷹丸と申します。
「彼だな。」
「では、面接しますか?」
「うん。彼…後どのくらい時間あるかな?」
「聞いてみますね。」
梟さんが電話をかける…。
「はい…。労帰、三瀬です。」
「お疲れ様です。梟です。至急調べて下さい。
ID-YG-B19941。名前は深影 供朧。はい…そうですか。…はい。分かりました。では…。」
電話を切った。
「オーナー、深影さん、出来るそうです。労帰でもリストアップ者でした。」
「消えるの何時?」
「今週の土曜日ですね。3月31日。」
「…じゃぁ…この日、3月28日、午前2時に面接…。採用なら4月1日から…。」
「分かりました。」
…新人来るのかな?
初めまして…私、珠野です…。40代の受付オバサンです。よろしくお願い致します。
つ…疲れた。怒涛の2週間勤務。朝9時から夜21時まで、フルタイム!
アパートに帰り、風呂…上がった後のビールは最高!!
俺の名は深影 供朧。独身、彼女は居たけど、別れたばっか。恋愛はもう沢山!
それはそうと、この地ビール美味い♪♪
コンビニ唐揚げ、カップ麺を食う♪♪
…久々の晩酌♪
明日は待ちに待った休み!軽く飲んで、寝る。
起きたら、ラーメン食いに行って、海…いや、湖に写真…。楽しみで仕方ない!で…寝室のベットで寝た。
ところが、ふと目が覚め、スマホを見た。深夜2時前だった。…??
…?…起き上がった。
…道があった。道脇には、灯り?ベットから出た。近寄り、よく見ると…花…?…燃えてる??ってここ…どこ?!…なんだ??
電灯が1つあって、ベンチを照らしてた。
…ベンチの上に風呂敷。
”深影 供朧 様 ”
なんで…(汗汗汗)…。風呂敷を開けた。
Yシャツとネクタイに…スーツ?!…と…革靴!!
しかも、これ全部ハイブランド…!
「早くそれに着替えて!オーナー待ってる!」
…誰だ??振り向くと、青年が1人立っていた。ハイブランドのスーツを着ていた。
「早く…!」
な…なんか慌ててるな?
「…着替えって…ここでか?」
「部屋着のまま、面接行けないよ?早く!時間無いから!」
「…は?面接」
「早く着替えろぉぉ!」
マジ切れ!
「わ…分かったよ。」
…で…着替えた。
「どうだ?」 「うん。似合ってるから、早く!」
「ちゃんとみ…」
「行くぞ!」
「え?…あ!ちょっと待って!!」
「説明は後!オーナー待ってるから!」
走り出す青年!
何が何だか分からず、俺も後を追う!




