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思い通りにいきましょう。

サクッと行きたいのに、サクッと行かない…。

読んで下さっている方ありがとうございます。

「アレクありがとう。」

ソフィアナは、最大級の感謝を込めて微笑んだ。色々聞く事が、あるが、今は、それどころじゃない。


ソフィアナは、走り出す。見張りは、アレク達が入っ来た時に、みんな意識を刈り取られ縛られている。


まずは、ラワラの牢の鍵を開け、途中あの、傷だらけの人をラスハスに、魔力が使える外まで運んでもらうように、指示する。


それから、トウエイさんの所へ向かう。


「“解錠”トウエイさん、大丈夫ですか⁈手荒くされていましたが、起きられますか?あっ。彼らは、私を助けに来てくれた仲間です。とりあえず、皇太子様探しに行きましょう。」


「うっ…。お嬢さんわりーな。」

トウエイは、ぶらつきながらも、自分で立ち上がり、歩き出した。流石、屈強な騎士…。


だが、数歩で、ふらついている…。当然だとソフィアナは思う…。

「トウエイさん、ごめんなさい。私とラワラの事庇って1人で、殴られて……うっ…」

「トウエイ、私のせいで…ごめなさい。」


ソフィアナの後ろにいた、ラワラも、涙目で、トウエイに謝罪する…。


「おい、泣くなよ。女性が殴られるの見るより、自分が殴られた方が、痛くないからだ。だから、お嬢さん、気にすんな。ラワラ様も…」

そう言う、トウエイに、アレクが肩を貸した。


「見事な騎士精神に感謝する。彼女を庇ってくれて、ありがとう…。」

アレクが優しく微笑み、トウエイが少しでも楽な様に支えた。



城一階に有る、中庭への出入り口。

そこへ行き、アレクが、静かに、見張りを気絶させ、周りから見えない様に隠す。


アレクが、周りを見渡し、手で合図を送れば、ソフィアナ、ラワラが、姿勢を低くして、小走りに中庭へでた。ハス、ラスは、2人の後に、あの怪我人を運ぶ。

最後に、アレクが、戻り、トウエイに肩を貸しながら中庭まで、連れて行く。






「ここなら、大丈夫。魔力使えます。」

ソフィアナは、早速、トウエイの胸に手を置く。

トウエイの体から、みるみる痛みと傷が消えて行く…。


びっくりして、目を丸くするトウエイに、人差し指を口元に付けて、静かにする様に、目で訴えた。


『次は、あの酷い傷の人。』

ソフィアナは、トウエイと同じ様に胸に手を置く。


腐りかけていた皮膚は、普通の皮膚に戻り、焼けていた肌、溶けてい肌、全身の傷が治っていく。

「う〜」と、痛みに苦しんでいた、呼吸と、声から、苦しみが消えていった…。


奇跡のようなその状況に、魔力の事を知っている、ハス、ラス、アレクまでもが、感動したように見入っていた。


「ふ〜。あとは、ラワラ」

ソフィアナは、ラワラに手を差し出した。


ラワラは、今の奇跡みたいな状態にも、ついて行けていないのに、自分に差し出された、手の意味がわからず、固まっていた。

ソフィアナは、ラワラに、微笑みかけながら、彼女の手を迎えに行き、両手で握り、彼女の中の秘毒を分解し、除去した。 


「うん。これで、毒抜けたよ。」

ソフィアナの、短な説明に、ラワラは、目が点になる…


「え?」

言葉を理解するまでに、数秒…。自身の握られた手を見つめていた。

ラワラに、実感はない。

だが、奇跡のような、光景を見た後だ、疑いようがなかった。

「ありがとう…ありがとう。ソフィアナさん。」


「どういたしまして〜」

2人はしばし抱き合い、見つめ合い、笑い合った。


「ラス、鞄から、私のフード付きのローブ出して〜」

ソフィアナは、そう言うと、ラスからローブを受け取り、姿を隠した。

「さてさて、色々やる事、やりましょ〜。」


「うっうん…」

あの、ひどい傷の人が、意識をとりもどした様だ…。

「あなた大丈夫⁈」

酷い傷が治った男が、起き上がる…。

顔に巻かれていた、包帯がハラハラと半分落ち、綺麗な緑色の瞳が、ソフィアナをみた。


「あっああ。私は…。ずっと苦しかった記憶しかないが…。ここは…中庭か?」

周りを見渡すように、首を回し、周りが包帯で、見にくい事がわかると、男は、おもむろに、包帯を引っ張り、剥がそうとした。だが、手にも、足にも、体にも、至るところに包帯があり、上手く取れない。


「あ。待って、そんな無茶苦茶に引っ張ったら、絡まってしまうわ…」

ソフィアナが、そっと手を貸そうと伸ばせば、すかさず、ハスと、ラスが、代わりに手伝いはじめた。


ソフィアナは、過保護なふたりに、苦笑いしながら、男に質問した。

「あなたは、どうして牢に入れられていたの?」


「私は、シメルと宰相にだまされて……」

そこまで、言うと半分以上包帯が取れ、あらわになった顔を見た、トウエイが叫んだ。


「殿下‼︎」

その声に振り返り目を見開いたのは、ラワラだ。

「トーイ…生きて…た…」

ラワラは、目に涙を浮かばせて、膝から崩れおちた。

「みつけた…」

と、トウエイも、泣き出した。


『?お⁈トウエイさんが、殿下って…。って事は、探してた、皇太子⁈』

「あの…お取り込み中すいません。」

ソフィアナは、フードを少しあげて、トウエイに話しかけた。


「ああ。お嬢さん。いや、お嬢様ありがとう。彼が探していた、皇太子様だ。あんな酷い姿にさせていたとは…」

トウエイは、先程の姿を思い出すと、一気に殺気だつ…。

思わずたじろぐと、アレクが、そっと肩を抱き寄せ庇ってくれた。


「おおっと、悪い。恩人を威圧しちまった…。」


「ソフィアナさん、ありがとう。トーイは、私の幼馴染みで、婚約者なの…。トウエイが、捕まっていたし、殺されたとばかり…」


ラワラは、泣きながら、トーイに抱きついた。


『あれ?おかしいな…。トウエイさんが、皇太子探してるって説明は、したのになぁ…。なんで、殺されたと思ってたんだろう?』

そんな疑問を頭に浮かべていれば…。


「それ、どうするつもりですか?」

ハスから、低い声が聞こえた。


その言葉を向けられて、青い顔で、固まったのは…



裏切り者だとは、私も、知らなんだ…。ビックリ。

キャラが、勝手に、暴走しました。笑

書いていた分の修正があるので、少し次回までに、時間がかかる気がします。

あきれずに、また、このお話に、お付き合い頂けたら、幸いです。

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