イワンの心境…
短めです。
護衛に出勤してきてしすぐに、ソフィアナ嬢に捕まった。ソファーで向き合って座った、ソフィアナ嬢は、
「で、私の情報をベルンゲラ様に、話したのはイワン?それとも、ハンスお兄様⁈」
と、腕おくみ、怒ってますよとわかるように、頬を膨らませて、手を腰にあてているが、小動物が口を膨らませているようにしか見えない。
これは、睨んでいるのだろうか?
こんな顔、あいつが見たら…。若干呆れてながら、
「いえ。僕は、誓って話していませんよ。あと、ハンス様も…。」
と答えれば、
「では、誰から…?」
『あなたからですよ〜。って言えたら、楽なんだけどなぁ〜。』
「誰かは、……わかりません。もし、どうしても知りたければ、殿下に直接聞かれるしかないかと…」
『僕からは、言えません。ややこしくしてんのは、あいつなんだから、あいつに押し付けておこう。』
「素直に教えてくれるとは、思えません。
それに…。あと、私の事を知ってるのは、アレクよ…。
もし、もし、もしもよ。アレクが、“ばらした”として…。絶対に自分から、バラスはずないもの…。
捕らえられて、拷問でもされていたら、助けに行かなければ、いけないでしょ⁈
私が、誰から聞いたか、探った為に、捕らえられていた、アレクが、さらに酷い目に合わされたり、殺されたりしたら…。
だから、そんなこと聞けない。
ああ、きっとそうよ。だって、2年も、会いに来ないのよ。きっと捕まって、拷問されてたのかも…。私の事を言わずに、2年も耐えてくれてたのよきっと…」
『わざと、大袈裟に嘆いてるよなこれ…』
「おいおい、なんで、そー話が、明後日な方へ…」
僕は、後頭をかきながら、呆れた顔になる。
「あー、ソフィアナ嬢、盛り上がってるとこ、わりーんだが、もし、アレクが、そんな状況で、それを僕が、知ってるなら、僕助けに、行ってるからね…。
あとね。アレクは元気だし、2年会えないのは、あいつが、君に相応しくなる為とか言って、会わないだけだからで、囚われて会えないわけじゃないからな。」
「やっぱり…。アレク、イワンさんには、連絡とってるんですね…。まあ、元気で頑張ってるならいいんですけど……。私の婚約の事……。彼、知ってますか?」
「あっ…いや、どうだろうな…。最近は、連絡が無いから…。」『やばい。アレクと連絡できること…バレたなこれ…』
自分の視線が、不自然に泳いだのを自覚した。
これ以上何か聞かれたら、厄介だと思ったが、話は、マリー嬢の事となった為、社交界では有名な話を簡単に話した。
そして、話終えたら、そそくさと逃げるように退室した。
「よう。イワン、話は済んだか⁈」
「ああ。任せて悪かったな。で、それは?」
「ああ。最近たまにある、“探り”ってやつかな?」
ソフィアナ嬢の部屋から出て行けば、同僚のサムスンが、覆面をしている男を取り押さえていた。
半分状況を理解しながら、サムスンに問えば、やはり見解は同じく、他国からの情報収集だろうとのこと…。
ここ最近、他国からの侵入者が、ちらほら居る。
今のところ情報収集を中心とした、探り屋しか居ないため、大事には、至っていないが…。
情報しだいでは、政情は、どう転ぶかなんてわからない…。
何も無ければ、いいと、サムスンが、侵入者を警備に渡しに行く間、気合いを入れ直し、ソフィアナ嬢の部屋の警護についた。




