魔石ウハウハ大量
「アレクさん、私達は大丈夫ですよ。とりあえず、お二人は、目を見ないで下さいね。」
ソフィアナは、アーマーラビットも、エアカッターて、ざっくり真っ二つにした。
『アンクレット、状態異常系にならないように、付与しといて良かった〜。ハス、ラスもアンクレットしてるから、大丈夫なはず。』ソフィアナは、目の端で二人の無事も確認した。
洞窟の奥が静かになった事から、ソフィアナは、千里眼を使い中を見たが、魔物が見当たらなかった。
まだまだ奥は深そうで、もう一度、魔物を呼ぶ超音波をもっと奥へやれば出てきそうだが、だいぶ時間が過ぎてしまった。
それはまた後日がいいと考えたソフィアナは、
「もう、魔物は一旦、収まったみたいなんで、今日は、これくらいで、帰りましょう。ハス、ラス魔石拾うの手伝って〜。」
と、いそいそ、拾い出すソフィアナに…
「あんだけすごい魔法使えるのに、手でしか拾えないなんてなぁ〜。」
と、イワンが苦笑いを浮かべた。
その言葉を聞いたソフィアナが、
「あ!」
っと、いう顔になる。
そのあと、魔法で、さっと魔石を集めてしまった。
「できるって、気がついてなかったんか‼︎」
と、イワンが、呆れと驚きを混ぜた顔をした。
竜の魔石に比べたら、小さいが、岩亀の魔石も、大きい物だった。
クズ魔石も、普通の魔石も沢山手に入り、ソフィアナはルンルンで、何を作ろうかと考えていた。
「ところで、イワンさんとアレクさんに、今日のお礼をと考えていますが、何かご希望はありますか⁈私にできることなら、何でもいたしますが…」
「あ。本当になんでもいいなら、わっわたしは…その…ソフィアナ嬢と、お友達になりたいです。」
アレクが、赤くなりながら、そう願いでた。
「ま、そうだな。ソフィアナ嬢と居たら面白そうだよな…。僕は、ハンスさんから庇ってもらう権利が欲しいし…。友達なら、庇ってもらえるよな。」
アレクの意見に賛同するように、イワンも友達を希望した。
「え⁈そんな事でいいんですか⁈私、言われる前から、既にお友達だと思っていたのですが…。図々しくてすみません。私、お友達記念に、何か、役に立つ物を作りますね。」
「はははは。それは光栄だね。役立つものか…くれるなら、なんでも、大歓迎だ。」
「私も、ソフィアナ嬢がくれるなら、なんでも、嬉しいです…。私からも、何か贈らせて下さい。」
イワンとアレクは知らない…。ソフィアナのくれる物が規格外だという事を…
このイワンとアレクの発言を聞いた、ハス、ラスは、そっと、目線をずらしていた。
数日後、約束通り、ソフィアナ宛に、アレクから、一本の扇が送られてきた。繊細な造りで、シンプルながらもどんな服にでも合いそうな、素敵な物だった。
ソフィアナは、お礼の手紙と、ぬいぐるみを送った。
そう、イワンとアレクの2人は、可愛いウサギのぬいぐるみをもらう事になったのだが…。
実はこれが、世にも恐ろしいウサギであると2人は知らない…。




