お願いしてみましょう。
イワンさんから、手紙をもらい、手紙の日時に、セブァセスのお店に行けば、店の前には、イワンさんだけでなく、アレクさんの姿もあった。
2人に、挨拶をして、店に促せば、アレクさんは、呼ばれていないのに…と、恐縮していた。
なんだか、礼儀正しい人…律儀な人なのかな?
でも、うでが立って、しかも、私の秘密を知る人は、こっちから、お願いしたいぐらいだから、大歓迎だった。
そんな意味も込めて、笑顔で、来てくれて嬉しいと伝えたら、頭をかきながら、照れていた。
男性なのに、可愛い人だなぁ。まあ、元々がすごい美形だけど…。
おとり事件の時も、思ったけど、お兄様達にも、負けない美形よね…。
14〜16歳くらいかしら⁈大人になったら、すごいイケメンよね〜。
「お2人は、こちらにどうぞ…」
店の奥にある、来客用のソファーに、座るようにすすめ、テレッサにお茶の準備をお願いする。
テレッサが、お茶を運んでくるまでに、雑談を…と思い、さっき、ふと思った年齢を聞いてみる事にした。
ストレートに聞くのは、やはり失礼かと…
「お2人は、騎士になって、長いのですか?」
と、聞いてみた。
「えっと、僕は10歳からですから、今年で、4年目になります。」
イワンさんが答えた。『え⁈』
「わっわたしは、今年新人です。」
アレクさんも答える。
「あの…あれ⁈イワンさんは、失礼ですが、お幾つなんですか⁈」
『パニックだ、確かに小動物系な、可愛らしい顔だけど、どうみても、16〜18歳に見える。』
「?14ですか…。何かありましたか?」
「え⁈いえ、何もありませんが、落ち着いてみえるし、もう少し年上かと、勘違いしていました。すみません。」
「いえ、大丈夫ですよ。普段は、年下に見られるから、なんだか、逆に嬉しいですよ。
ちなみに、アレクいくつに、みえてます⁈」
「あ…えっと…。すみません。14〜16くらいかと…」
「あっ、私は、10歳です。」
「えええ⁈」
『あれか⁈外人の子が、やたら、年齢高く見えるあれか⁈日本人感覚こんなとこに出てた!?』
「はははは。ソフィアナ嬢いくつに、見えてたんでしか〜。アレクは、確かに顔が整いすぎて、少し年上にみえますが。6歳も上にはみえませんよ〜はははは〜。」
「そっ、そうですよね。すみません。見た目年齢と実年齢の差を意識した事がなくて、今自分でも、ビックリしてます。不快にさせてしまい、すみません。」
素直に、謝れば、2人とも、何も気にしていないと、手を振って許してくれた。
ふと、自分はどう見えているか聞いてみた。
「あの、私は、実年齢にみえますか⁈」
その質問に、しまった、女性に対しては、答えにくいかと…思い、少し苦笑いする。
「年齢を知っていますので、年相応と言われたら、そう見えますが、ただ、立ち居振る舞いといいますか、雰囲気といいますか…。会話といいますか…。が、だいぶ大人びていると感じますね。会話をすると、ついつい、同年代というより、大人と話している感覚になったりしますから…」
アレクさんが、顎に手をおきながら、真面目に答えてくれた。
「そうなんですね…。ありがとうございます。」
『これは、前世滲み出すぎてたか⁈違和感無いように気をつけないと…。』
そんな話が、一区切りしたのを見計らったかのように、テレッサが、お茶を運んできた。
それに、口をつけ、本題を口にした。
「今回、お願いがありまして来てただきました。
あのですね…。大きな魔石が欲しいので、取りに行きたいんです。
大物な魔物が居る所まで、案内して頂きたいんですが…。
あっ。お兄様には、秘密で、お願いします。」
なぜか、2人の顔が、驚きに固まっていた。




