表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
20/142

クッキー大好き

なかなか進まずすみません。

キッチンに着いたソフィアナは、先程市場で買った物をキッチンに並べた。


小麦に、砂糖に、卵に、ミルクにバター。

ベーキングパウダーとかバニラエッセンスとかないから、簡単な、クッキーしか作れないけど、これなら素朴なクッキーを簡単に作れる。


『日本には、ビニール袋って便利な物があったから、振るいの代わりに粉物を袋に入れて、空気入れてシェイクしたら、ほぼ振るいにかけた感じになって、手抜きできたんだけど、ここでは、それはできないから…

振るいましょう。

せっかく作るのに、粉っぽいとか嫌だわ…。』


テレッサに手伝ってもらいながら、粉物を振るい、バターを湯せんする。


少しづつ全ての材料を混ぜて、タネができたら、ピーナッツを入れる。

『だって、ピーナッツ好きなんだもん。』


タネを寝かせようとしたら、冷蔵庫が無い!!

明治の日本かい!?って感じの、木の箱か、地下に瓶で埋めるのが、保存の仕方らしい…

だから、仕方ない。

手に水属性で、氷を薄くだし、冷やしタネを固めて、あとは、オーブンで焼くだけ…


オーブン…

オーブンは、贅沢品らしく、エスターの家には無かった…。


『ではフライパンに蓋して代用…。びっくり返したらなんとかできるかな…いっそ、フライにした方が美味しいかなぁ…。』


前世も、料理が、そんなに得意だったわけでも、料理研究家でもない。便利な世界では、ちょっと料理できれば、できる気になってしまうものなのだと、痛感した…。

とりあえず、食材も勿体ないので、行き当たりばったりて、作ってみたが、魔法の助けもかりて、なんとか美味しくできた。


できた、クッキーをテレッサも、エスターもエスターの母も、物珍しげに、みていた。


どうやら、材料も高いし、便利なもが無い世界だから、クッキーすら、作るのが大変で、贅沢品との事。


みんな喜んで食べてくれた。


オーブンや、冷蔵庫を作ったら、売れるな…


実家に、ばれずに使えるお金も欲しいし…今度はハスを連れてこよう。と考えるソフィアナだった…。




しかし、商売をするには、商会に入らないといけないと、ハスが言っていた。

子供では、きっと入れないなら、ハス位の歳じゃないと、色々交渉もできない。

ただハスが、商会に入るのはなかなか無理がある。

奴隷には、人権がない。すなわち、商会に入る権利もないからである。


ソフィアナは、誰を代表に立てるかを考える。

ソフィアナにつながらない大人で、ソフィアナの秘密をバラさない人…。

いっそ、自分が、16になるまで待つか…


ソフィアナが、幻影魔法で、大人に化ける手も考えたが、商売とは、誠実さが大事と考え、人を騙すようなことは、自重した。

ソフィアナは、頼れる人が現れるまで、商売は、色々と案を温めておく事にした。



エスターの家で、色々と、楽しく過ごした7日目、エスターが、一度、お屋敷に様子を見に行った。

そして、真っ青になり帰ってきた。


「ソフィー様、お屋敷で、ソフィー様が、飲まず食わずで、部屋に、こもっておいでなので、部屋の中で倒れていないかと、みなが心配して、扉を開けようとしましたが、扉が開かず、鑑定士が鑑定して、扉に結界と強化魔法が施されている事がわかり、誰がその魔法をかけたのかと、お屋敷中が、大騒ぎになっております…」


「え?」


「今、疑いをかけられていますのは…」


エスターは、バツが悪そうに言葉を濁した…

「え?誰?誰が疑われてるの?」

ソフィアナは、焦っていた。まさか、そこまで、大ごとになるとは思っていなかった。

そして、だれかのせいにされるとも…


「今、疑いをかけられていますのは、奴隷のハスとラスでございます。あまりに強力な力な為、二人で力を合わせたのではないかと…」




「なっ!!!!!」

「テリーテリー、直ぐに帰るわよ。エスターごめんなさい。あと、一週間ありがとう。」

ソフィアナは、エスターの部屋へと急いだ。そして、あのクローゼットから、部屋に帰った。


部屋の外からは、あーでもない、こーでもないと、扉を壊そうとする音が聞こえた。


『思った以上に大ごとになっているわね…』


ハスや、ラスが、酷い目にあわされる前に、出て行く事を決意した、ソフィアナだった。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ