笑竜鳳凰:(ユイ×ハルヴィア)
前回の漫才で盛大に滑った笑竜鳳凰がついに戻ってきた!
ボケとツッコミをひっくり返した新たな漫才が爆笑の津波を引き起こすのか!?
エントリーNo.?????番、笑竜鳳凰!
(登場BGM:ユイのテーマ)
ユイ「どうも~笑竜鳳凰です!」
ハル姐「笑竜鳳凰です!」
ユイ「戻ってきましたね。」
ハル姐「さあこれをばねに頑張りましょう!」
ユイ「はい頑張っていきましょう…時にハル姐。」
ハル姐「はいはいなんですか?」
ユイ「竜人戦争、大変でしたねぇ?」
ハル姐「そうだね。」
ユイ「それでさ、たくさんの被害が出たよね?」
ハル姐「思い出したくもないねぇ…」
ユイ「それでさ、異変に巻き込まれたら大変じゃん?」
ハル姐「まぁ、あの時は多くの人が避難したからね。」
ユイ「それで俺たち以上に凶暴な奴が出てきたら俺たちも逃げざるを得ない訳だ。」
ハル姐「ふふふっ…うん、そうだね(笑」
ユイ「『俺たちはとんでもなく強い』っていう前提がある以上そういって笑っていられるわけだ。」
ハル姐「あぁ、確かにそうだねぇ(納得」
ユイ「だから、避難訓練をしたいと思うんだよ。」
ハル姐「…防災意識があるのはいいことだな。」
ユイ「さっきの間は何なんだよ!?」
ハル姐「お前みたいなやつが防災意識を持ってもさして意味を感じないんだよ!」
ユイ「とにかくやりたいんだよ。」
ハル姐「分かった分かった。付き合ってやるから…」
ーーーーー
ユイ「なんだ、地震か!?」
ハル姐「あぁ、違う違う。ここ標高高いから風が吹くと家が吹っ飛ぶんだ」
ユイ「はぁ!?(窓を開けて下を覗き込む」
ハル姐「どうだ?」
ユイ「木の上じゃねえか!?」
ハル姐「たまに異世界に吹っ飛ばされることがあるんだよねぇ(笑」
ユイ「オ〇の魔法使いィ!?」
ハル姐「それで気が付いたら夢だったってね?」
ユイ「原作に忠実ゥ!」
ーーーーー
ユイ「ハル姐、さすがにおかしい。」
ハル姐「うん、まあ知ってたさ。」
ユイ「知ってたらやらないでくれよ!」
ハル姐「悪い悪い。(笑」
ユイ「まったく…」
ーーーーー
ハル姐「ねぇ今のって…」
ユイ「あぁ、地震だな。川が近いから氾濫するかもしれない。規模も強そうだし高台に避難しよう。」
ハル姐「この家水没するのか?」
ユイ「分からん。必要なものは全部持って行けよ?」
ハル姐「えっと…(荷物を漁り始める」
ユイ「手短に頼むぜ!」
ハル姐「分かった、10分以内に済ませるよ!」
ユイ「なにする気だぁ!」
ハル姐「化粧とか…」
ユイ「パーティに行くんじゃねえんだよ!?」
ハル姐「えぇ…」
ユイ「こっちが叫びたいわ!」
ハル姐「分かった。じゃあ別のもん見繕ってくる!」
ユイ「頼んだぜ!」
ハル姐「3分くらいで何とかなる!」
ユイ「遅いわぁ!」
ハル姐「そうかい?」
ユイ「なにを見繕ってくるんだよ!?」
ハル姐「いや、洗剤とか…」
ユイ「奥さぁん! ってそれ別のコンビ!?」
ハル姐「分かった。じゃあ1分以内に準備するから!」
ユイ「非常食を持ってきてくれ!」
ハル姐「了解!」
……
ユイ「あぁ、水没しちまったな…」
ハル姐「仕方ないさ。そろそろ食事の時間だ。」
ユイ「そういえばハル姐。何を持ってきたんだ?」
ハル姐「『Bad Apple』!(キリッ」
ーーーーー
ユイ「音楽かいッ!?」
ハル姐「おいしいだろう?」
ユイ「食えるかぁ!?いいかげんにしろ!」
ハル姐「どうも、ありがとうございました~!」