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eternity  作者:
9/13

激流暴風

目の前が闇に覆われる。手には、星の剣が握られていた。激流(ヴィネルア)暴風(・アルハザード)がこちらへゆっくりとやってくるのが、目をつぶってもわかる。

「おや、もう終わりですか?つまらないですね」

他に手はないのか……。水と風。水は雷、光に弱い。風も雷に弱い。そこをつけばいいのだろうが、ナウニカーズさんに読まれてしまう。こうして考えていることも、ナウニカーズさんは読んでいるのであろう。

(ヴァイ)よ、夜空へ還れ」

今まであった右手の感触が、なくなり違和感がある。

テイルズは目を見開く。

魔草(スパイラルフラル)(ターラ)

そう唱えると、うにゃうにゃと茎がのび、激流暴風へ襲いかかった。

もちろん、初めは効かない。たかが草の茎だ。そんなものが、勝てるはずかない。

「テイルズさん、やはりあなたは魔法使いですね。珍しく、私の占いが外れました」

「……まだ、終わってません」

体全体の魔力を、茎へと集中させる。さらにうにゅうにゅと、茎がのび、様々な方向から激流暴風を襲う。

激流(ヴィネルア)暴風(・アルハザード)が押されて来ている___?」

「そうです。水は草にも弱い。風はイマイチ。ですから、水のところだけを茎で襲うと、効くんですよ」

「__っ!?」

テイルズは、更に唱える。

(ライシンロ)(・サーロス)!!!!!」

「っ!たくさんの魔法を唱えるから、どの魔法が来るか読めない!?」

雷の槍が、襲う。




だんだん、激流(ヴィネルア)暴風(・アルハザード)が小さくなっていった。

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