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テイルズVSナウニカーズ
「ではテイルズさん、本気で来てください。私を殺しにかかるぐらい」
ナウニカーズさんは、ふわふわと浮き出した。
「……いいんですか?」
こくりと頷かれる。
「じゃあ審判は俺がする。ナウニカーズ叉はテイルズがヤバくなったところで終了。もしテイルズがかった場合テイルズは魔導師だということだ。では行くぜ?」
テイルズは上唇を噛みしめる。動きが読めるナウニカーズさんに、どう対応すれば…。
「スタートっ!!」
ラルラニーザさんの声も、耳に届かない。それだけ、緊張しているということだ。
そして_____。
「暴風」
ナウニカーズさんの攻撃。竜巻が発生する。だったらこっちは……。
「星の剣っ!!!」
テイルズの手に、輝く剣がいつの間にか握られていた。
「ぉらっ!!!」
その剣で、竜巻を切る!!!!!
はずだった。
「この地を裁く激流よ、我が暴風に全てを捧げんことを‼︎!!!!!」
「っ!?」
「激流!!!!!」
激流と暴風が混ざり合い、テイルズを襲う。
星の剣では切れない!!!!!
テイルズは、目を伏せた。