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eternity  作者:
12/13

5年前

5年前___。



「門番、何をサボっているのです?起きなさい」

この建物の主、×××の声に××は夢から覚めた。

「すみません……」

「ったく、貴方は門番という肩書きがあるのですよ?それを自ら汚すとは……。とにかく、侵入者が入らないよう守ってくださいね」

それではと付け足すと、×××様は長い髪をひるがえし、建物へ入って行った。はぁーと××はため息をつく。この建物に関わる仕事に入れたのはよかったものの、門番とは……。運が悪い。銀のおりの内側に、まだ×××様の指紋が残っている。軍服が、風でふわりと膨らんだ。

すると_____。

バキッ。ボキボキボキッ!!!!パリッ!!!!

突然、空が割れた。

「×××様、空がっ!!!」

必死に叫ぶ。

「なんです!?空が!?」

それは人類にとって、思いがけない情景である。空が割れる。どのような反応、対処法をすればいいのか、わからない。辞書にも載っているはずがない。

割れた空から、様々な種族がどさどさと降りてくる。なんだこいつら……。

すると建物から、軍が飛び出してきた。そして種族に槍を突き立てている。

「おい、軍員たちよ!×××様の許可を得ているのか!?」

「××殿。えぇ得てますもの。×××様は、この建物だけを守るよう指示されました」

___×××様はそんなことをおっしゃる方でない。いつも建物より民を大切にしていたのに。

××は、上唇を噛み締めた。

「仕方が無い。×××様がおっしゃっていたのなら……、この建物に手を出すもの全員を刑に処す!!!!身を引き締めろ!!!!!」

そして、様々な種族対、この建物の関係者。

これが、世界の異変を引き起こした原因だ。

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