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命〜mikoto〜 Director's Cut  作者: 黒羽 ジュコウ
2/9

(2) 入院?



「は?小児科??」


真っ先に口から出た言葉が、それだった・・・。



四月、大抵の学校で行われる健康診断。

楽しみなのかイヤなのか分からないが、僕、柏原広人の通う高校でも決まって行われた。



健康体の広人にとっては、ただ待っているだけの退屈な行事・・・のはずだった。




「ちょっと、心臓に異常が見られますね・・・」

心電図を見た医者に、マジ深刻そうな顔でそう言われた。


(いやいや、そんな深刻な顔して言うなって!)


「一度、この病院に検査にいってください」


(行って下さいじゃねぇって!!)


渡された紙を見ると、病院の名前と・・・・・・



”小 児 科”



「小児科ぁ?」

「はい。まだ高校生だからね」


(何でガキの仲間入りしなきゃなんねーんだよ!)


まあ、病気に関しては医者の言うことが全てなので、広人は渋々検査を了解した。

さらに、極度の楽観的な性格が手助けし、どうせすぐに治るさと思ってヘラヘラしていた。



なのに・・・



それなのに・・・



「入院・・・・・・ですか」


小児病棟で、入院することになってしまった。



そこで広人は、ある少女の出会いとともに”命”の尊さを目の当たりにすることとなる・・・。







あなたの身近に、重い病気を抱えている人はいますか?



あなたにとってその人は、どんな存在ですか?



そして・・・



その人にとってあなたは、どんな存在でいたいですか?



家族?


友人?


恋人?



それとも――――・・・




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