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第五話:作戦会議


「(俺に考えがある......)」


ゴースト文字を書き提案を始める


「(まず、高位の回復役(ヒーラー)に心当たりがある)」


「(そして、ファイターであるグランドがタンクに徹すればパーティーバランスの問題は解決だ)」


「本当か!ヒーラーに当てが、なるほどそれなら確かに」


グランドは納得した様子を見せる。


「だが相手はアースドラゴンだ!ゴールド1パーティーしかも人数も最低限かつ練度もない。そんなんで戦える訳が無いだろう」


アレックスは無謀だと訴えた。


「(地竜(アースドラゴン)......如何に魔物界の生物の頂点に居る竜種でもその中でも、強さは上から下まである)」


「(そしてその竜が北東にやってきた。いったいどこから?なぜ?)」


「(本来アースドラゴンは遥か北東の山脈地帯で生息しているはずだ。)」


「(いろいろ可能性はあるが俺ははぐれだと思う)」


「なるほど」


グランドが納得する。


「その、はぐれだと どうなんだ?」


アレックスはよくわかってないようだ。


「(えっと......)」


ゴーストが文字を書こうとしたときグランドが割って入った


「俺が説明しよう」


「そもそも竜種は人間より遥かに寿命が長いから、なかなか世代交代をせずに個体数が増え続けいずれ各々の縄張りがパンパンになってしまう」


「奴らはそこまで利口じゃない、魔物だからな」


「すると縄張り争いが始まる、だが縄張り争いに勝利して土地を牛耳っても別に土地が広くなったわけじゃないから自分らが産んだ子供でまたすぐにパンパンになる」


「そしてその子供が成竜まで成長すると狭いからと追い出して子供は巣立っていくんだが」


「そこでほかの縄張りの巣立ってきた竜とも争って負けに負けて人界まで下りてきた竜 これがはぐれだ」


グランドが全部説明してくれた。


「つまり......」


「(竜の中でも下の下 弱いって事だ)」


「アレックス本当にはぐれなら意外と何とかなるかもしれないどうだ?」


グランドもこの計画に乗り気になってきたようだ。


「おいおい、正気かよ」


アレックスは自信なさげに頭を抱えて椅子に座る。


「(一つ)」


ゴーストが文字を書き始める。


「(当てのヒーラーだが調達に2週間以上かかる)」


「(その間に俺はその竜が本当にはぐれかどうか、どんなアースドラゴンか偵察してこようと思う)」


「そうか、わかった」


ゴーストの提案にグランドが頷く


「そういえば、当てのヒーラーってどこの誰なんだ?」


「お前のパーティーメンバーって感じでもなさそうだな」


アレックスの問いにゴーストの言葉が詰まる。


「2週間以上かかると言っていたがやはりこの街の冒険者じゃないんだろ?」


「偵察ではなく呼びに行った方がよくないか?」


「それにさらっと言っていたが高位のヒーラーっていうのも引っかかる」


(この人感が鋭いな......)


「聖魔導士にも上下はあるが高位ということは神官(クレリック)か?司祭(プリースト)?まさか司教(ビショップ)は無いだろう?ハハハ......」


アレックスは笑いながらもどこか疑っている様子だった


「おいおいそんな人たちが来たらアースドラゴンどころの騒ぎじゃなくなるぞはっはっは!」


グランドはただアレックスが冗談を言ったと思い笑った。


ただ一人笑ってない者がいた。


ゴーストだ。


「(当てのあるというヒーラーだが......)」


「(......ソフィアだ......)」




途端、応接室から音が消えた。







――ガキィィン!!!



沈黙を破ったのはアレックスの抜いた剣がゴーストの首元でゴーストのナイフで止められた音だった。


「おい、お前何を知っている」


「いや、どこで知った?」


......


ゴーストは答えない。


「おい!アレックス急にどうしたんだ!」


グランドが 慌てて止めに入ろうとする。


「止めないでくれグランド、あと良ければ手伝ってくれ!」


一度離れたアレックスがもう一度斬りかかる。



剣と剣がぶつかる音は当然、外にも届いており何事かと館内がざわめく。



父親が駆け込んでいった事もありルナとソフィアが共に応接室を覗くとそこでは、


冒険者協会の応接室内でゴールド冒険者同士の壮絶な剣撃が繰り広げられていた。

やあ、ナギニです。


前回から期間経ちすぎいいいwwww


いや、まだ飽きてないです(約2か月)


このくだり前もあったw?


俺も皆も飽きないことを願って。

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