感覚は、あてにならない! 25章 危険な匂い?
こんにちは、葉桜 KONです!今日はあいにくの雨ですね…でもわたくしは雨も好きですよ涼しいですし、でもやっぱり気分が暗くなりますよね…だからこうやって部屋にこもって小説を書きます!それでは本編どうぞ!
任務場所は、普通に大きなビルっぽいけど…こんなところで任務なんかあるのか?
「こんにちは、今日担当しますNAHEKです。よろしくお願いします。それではさっそく向かいます」
本当に一見は普通のビルだ。どういう任務なんだろうか
「こんにちは、お連れしました。こちらに二人でよいでしょうか?」
「あぁ、かまわない。こっちへ来なさい」
少し、強面なおじさんだな、でも根は悪くないタイプの人だな。
「君たちには、これを運んでもらいたい」
と、そのおじさんの手元にあるものは、あからさまに危なそうな、梱包されたものだ。
大丈夫なのか?これ運び屋ってやつじゃね?まぁでもちゃんとしたFASからの任務だ、きっと大丈夫だろう。でも見た目もいかにもそっち系だし、ちょっと心配ではあるなぁ
「分かりました、どちらまでお運びしますか?」
「ちょっと待ってくれ、地図を持ってくる」
莉乃が心配そうに俺の袖を引っ張り、ひそひそと声をかけてきた
「ねぇねぇ、これって危ない仕事じゃないよね?」
その気持ちはわかるけども、仕事を断ることはできないだろう、それにマネージャーもいるし…
「大丈夫だよ、それにあの梱包からは少しコーヒーのようなにおいがしたんだ、だから見た目はあんなんだけどきっと大丈夫だと思うよ…」
いまだ心配はぬぐえないでも、やらなければ消される、という可能性もなくはない。
「すまない、待たせたね。ここに運んでもらいたい。頼んだぞ」
ここは、町の中のコーヒーショップだ。やっぱりコーヒー豆だったんだな。
「分かりました。引き受けます」
「おじさん、このコーヒー豆なんでこんなにぐるぐる巻きなの?」
おいおい莉乃さん?!そんなド直球なさすがのおじさんも怒っちゃうよ?
「いい質問だ嬢ちゃん、それはなコーヒー豆ってのはな少しでも空気から隔離したいんだ、空気にあたるだけで、酸っぱくなっちまうからな。まぁ豆の状態ならそこまでならないけど、少しでも気遣いが大事だろ?だからさ、見た目が怪しいけどちゃんとコーヒー豆だぜ」
良かった、やっぱり根はやさしい人だった。それじゃ急いでいくか。
「マネージャー、俺たち車ありませんけど、どうやって行くんですか?」
「問題ありません私の車があります」
なるほどそのためのマネージャーか、俺も早く18になって車運転したいなぁ…
と、ちょっと待ってくれ…これ何回やるんだいくら何でも天丼すぎるんだが?また高級車かよ、本当にFASっていくら稼いでんだよ…ラピッドXカスタムじゃねぇか
「乗ってください飛ばしますよ」
この車は、大きなバギーみたいな車で、加速力と悪路走破性がえげつない車だ。確か8000万これで安いと感じる俺はもう感覚がおかしくなってしまった。
「うおっ!」
スーパーカーの加速もすごいがこっちは暴力的な加速で本当にバギーという感じだ。
でも、こんな仕事俺らがやる必要あるのか?
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