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居酒屋ひょうろんか シン仮面ライダー編

作者: 行者BUSYOU

「お飲み物、何にされますか?」


 この問いに、日本人の何割が生と答えるのだろうか。無論、今夜も生、だッ。俺はマジョリティ、この点ではね。


「最近、何見た?」


「え、シン仮面ライダー。あ、聞きたい?ネタバレなるけど。」


「かまへんで。」


「ふん。ま、テレビシリーズを割りとベースにしてて、所々に庵野節て感じなんやけど。」


「ふむふむ。」


「終わりは、何か、まあそうかって感じで。」


「ショッカー、どうなるん?」


「や、なんかゲルショッカー出てきてたで。混ざってるヤツ。」


「天本英世は?」


「でてへんわ笑」


「んでな、思ったんやけど、例えば1号は失敗作だった、て設定はどうやろ。ショッカーにとっては。」


「なるへそ。」


「安全性に難アリ、ということで。」

「そこは印象的やったんやわ。池松クンが困惑してんねん。己の力に。」


「そこは本編か?」


「いや、基本俺の妄想。」

「で、それでショッカーとしては失敗作を消したい。」


「え、ショッカーは何してる人ら?」


「うーん、まあ、政府から生物兵器の開発を依頼されてるとか。」

「で、ライダーは凄え強いんやけど、本人も周りも制御出来ないみたいな。」 


「なので、ショッカーは政府に納品出来ないので消すと。余りにヤバい奴やから。」


「そう。で、逃げる。ライダーはひたすら逃げる。逃げる中で追手と闘う。」


「ウルヴァリンみたいやな。」


「そうそう、ローグ的な感じで。迫害から逃れる。」

「で、そのうちに2号が出てくる。こっちはパワードスーツ系で。」


「敵なん?味方なん?」


「まあ、最初敵、後で味方。ショッカーは受託先で委託主は公安。2号は警察が直営で作ったとか。」


「あ、例の公安対警察、みたいな構図。」


「そうそう。で、1号は生物系なので、ある意味、半分化け物のライダーで2号は普通の人間がやっているライダー、みたいな感じ。」

「そこで葛藤があり、友情が芽生えて。で、BLも有りと。」


「そう、今日こんにちそこは外せない。本郷クン♡一文字クン、みたいな。」


「まあ、藤岡弘、からは出てこんわな。そんな世界観は。」


 ガハハ、と唱和したところに、お待たせしました生2つです、との愛らしい声。


じゃ、とりあえず乾杯、と中高年のパラダイスが始まるのであった。


おわり

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