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灰色の冒険者  作者: 水室二人
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騙し騙され騙しあう その2

 異世界人とは何か?

 アトランティスと言うシステムの中、異世界人と言うのはイベントの一つだった。

 召喚魔法という、レアな魔法を入手して、異世界から人を呼び寄せると言うイベント。

 異世界というの、実際は遠い星の人を一時的に呼び寄せると言う者でした。

 相手に、承諾もなく呼び寄せるので、粉の世界での安全を保つために、特別なスキルを貸し出す安全装置も実装していました。

 一定期間が過ぎれば、元の世界に送還するシステムも実装されていました。

 しかし、それにエラーが発生しました。

 大元のシステムが壊れ、管理者がシステムの復旧に右往左往していた頃、召喚イベントが発生しました。

 タイミングはランダムなので、管理者も発生を防げませんでした。

 その結果、元の世界に戻れない、力を持った異世界人というのがアトランティスに産まれてしまいました。

 それは、徐々に歪みをつくり、システムの崩壊を裏で進めていたのです。

 現在、アトランティスの中に異世界人は200人いる庫とが判明しました。

 ギルドに登録した人は、情報がわかるので、危険度を確認しました。

 色々と、危険なスキルを持っている人が嫌と言うほどいます。

 不老と言う、歳をとらないスキルを持って、300年近くアトランティスにいる人物もいました。

 幸い、不死というスキルはないので、殺せないと言う可能性を考える必要はありません。

 力押しで殺せないのが1人いるので、安心はできないのが現実です。


「賢者の国は、2人ですか・・・」

 私がいるこの国は、異世界人が少ないです。10人いたのに、残りは2人。

「その割りに、子孫は50人いるのですね」

 異世界人とのハーフは、50人確認できました。メトロ・ギアには5人いました。

 にぃ達三姉妹。魔眼の持ち主のメリアム。聖王国の姫だったリーリアもハーフでした。

 異世界人の存在が、バグっぽいので、その血筋も、その影響を受ける可能性が高そうです。

 最初に、私の担当だったメイドのアイも、ハーフです。

 最初に、十色が自爆した時、彼女の血縁者が犠牲になっていたことが判明しています。


 色々と、人材に関して確認をしています。

 機神の艦隊の接近が、予想よりも早まりそうです。準備不測になると怖いので、自重を捨てます。

 戦いに必要なもの、質よりも量です。

 相手の規模が不明なので、少しでも人手が欲しいです。

 メトロ・ギアの戦力は、この世界を相手にするなら、充分過剰な戦力です。正直、メトロ・ギアを稼動させるだけで、ほとんどの国を壊滅に追い込めるでしょう。

 戦力を、独自で集めているのは、聖王国と黒の国、賢者の国。ここから離れている、機械帝国と、邪悪王国、竜の国と言うのがありました。

 銀河帝国は、防衛を決め込んでいて、防御力は特化していますが、それ以外は期待できません。

 機械帝国と、邪悪王国はアトランティスのイベント用の国です。邪悪帝国に、30人の異世界人が集まっています。

 機械帝国には、異世界人はいません。人の生活できる環境ではないのが理由でしょう。

 竜の国は、現在重要なイベントが進行中。猫勇者の物語が、進んでいます。

 ここには、10人の異世界人が生活しています。その全員が、猫勇者の従者として戦っています。


「邪悪王国は、機神のこと知っているのかな?」

「念のため、使者を出して概要は説明してあります」

 国関係の事は、久我さんにお願いしてあります。色々と勉強して、外交に関しては色々と成果を出しています。

「戦力としては、どうですか?」

「機神と戦う切り札を開発中です」

「使えそう?」

「こちらから、少しだけ技術を提供しました」

「その辺は、任せてます。終った後、敵対する可能性は?」

「国としては、不明ですが異世界人にかんしては無いと思います」

「何故?」

「アンディを見た瞬間、なぜか泣いていました。理由を聞くと、夢が叶うと、叫んでいました。もっと細かく話すと、絶対の忠誠を、艦長に誓うので、仲間にして欲しいと・・・」

 どうやら、同類みたいです。

「ただ、召喚された邪悪王国との約束で、直ぐに動けないとのことでした」

「もしかして、毒針を埋め込まれているとか?」

「恐らく、似たようなものを埋め込まれている可能性があります」

「救出は出来る?」

「今すぐには、難しいです。ですから、技術提供する事にしました」

「解りました。今後も、お任せします」

「一つ、お願いがあります」

「何でしょう?」

「虹色小隊を少しの間、私の直属にしてもらえませんか?」

「理由は?」

「黒の国で、不穏な動きがあります。あの子達と色々と話がしたいです。土木工事に関しては、ひと段落しているので、他に頼みたいこともあります」

「危険な事はさせないでしょうね?」

「もちろんです。少し、あざといかもしれませんが、相手のやりそうなことに対して、準備したいです」

「必要なものは、何かありますか?」

「そうですね、念のため、猫をたくさん」

「猫ですか?十色にお願いして、集めて起きましょう」

 猫の頂点の存在である十色は、普段から猫の面倒を見ているので、一声かければかなりの数の猫が集められるはずです。

 久我さんが、何をするのかわかりませんが、彼女の軍師としての能力は、上昇中です。そのうち、こんな事もあろうかと言いながら、登場してくれる事を期待しています。


 作戦前に、少しでも戦力の補充をと考えていましたが、結果は良くありません。

 異世界召喚に巻き込まれて、酷い目にあっていた異世界人を5人ほど保護しました。

 全員、衰弱が激しいので、今回の作戦には参加できないでしょう。将来、化ける可能性のある子もいたので、注意が必要です。


 質を補充できなかったので、数を用意しました。

 無人兵器という奴です。

 人道を理由に、AI兵器の開発は難しいとされています。

 エレガントな人は、戦争は人の身で行うべきと言って、機械仕掛けの兵器と戦いました。

 鉄火面な人は、無人兵器を投入して、誰の心も痛まない作戦と言っていました。

 必要ないかもしれませんが、用心のために作成した無人兵器。

 EZと命名した多脚方の移動砲台です。その数、不明。

 1000機製作した時点で、数えるのを止めました。今も、自動工場でロールアウトが進んでます。

 EZとは、あるゲームのタイトルの一部。元々、これはそれに登場したメカを参考にしています。

 当時、色々と考えました。


 前進⇒20メートル内に敵⇒Yes or No


 そんな行動を組み合わせて、プログラムみたいな物を作成して遊んだものです。

 幸い、北川君とライトの二人がプログラムに詳しく、色々と改良してくれました。

 こだわりすぎて、恐ろしい行動が可能な自立兵器になってしまったので、安全装置をしっかりと作る羽目になりました。

 ただ、無慈悲に敵を破壊知る。約10メートルの無人兵器の完成です。

 とりあえず、メトロ・ギア周辺に100機ほど待機しています。残りは、第3大陸にて、製造と配備が進められています。

 これは、魔力で再現しているので資源に関しては問題ないのです。


 数を増やして、準備は万全と言う感じになりました。

 質も、自分専用機の開発を進めたかったのですが、断念しています。

 楽しみを残しておいたほうが、頑張れる気がします。

 くだらないと思い人がいるかもしれませんが、ドラマの続き、アニメの続き、それを見たいからと言う理由で、頑張ろうと思うのも大切です。

 

 そう言う気持ちを、物の見事に奪った存在。

 ただ、ポーションを作るだけの存在となった自分がいます。

 分身として、賢者の国で働いていた存在。

 その分身の情報を、抜き取ります。

 大まかに、どういうことをしていたのか、情報を共有します。


「お疲れ様」


 ボロボロの私に、別れを告げます。

 そして、念願の一日が、始まるのでした。







 週一ペースのゆっくり更新予定です。

 アルファポリスさんでも投降しています。



 第7回ネット小説大賞に参加中です。

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