ある晴れた日の神様視点~お、アイツで良いんじゃね?~
最近、ありふれパターンに飽きてきてるんだよね、儂。
あ、どうも、神です。
今どうもやる気が起きなくて、地球の日本人の学生を無理矢理因果率を弄くって転生させる事に飽きております。
だってアイツ等、折角滅茶苦茶なお願いを叶えても無双してハーレム作ったりダンジョンマスターになって無双してハーレム作ったり、ゲームの悪役令嬢になって無双してハーレム作るだけなんだもん、儂拗ねちゃう、プンプン。
それで、面白そうな奴を見つけるまで転生は中断しとるのよね、儂。
「お、良さそうな奴を発見! ‥‥‥しかし、転生させるの難しそうじゃの、地球との因果率がかなり強固に結び付いておるわ」
考えろ、考えろ儂、今こそ儂の存在意義が試される時じゃ!
プリっ!
あ、力みすぎて少し出ちゃった、てへっ。
まあよい、ならば力ずくで因果率を変えてくれるわ!
「ミラクルミラクルプリりリリーンっ!儂の力で死んぢゃえっ、えいっ☆」
おお! 見事に奴の居た場所に隕石が衝突したわい! 流石儂じゃ!
何十人か巻き込まれたがまぁ良いじゃろ、さあ出迎えるとするかの!
「おお、哀れな男達よ、お主達は本来ならば死ぬべき男達では無かったのだ、お詫びにチートを盛り沢山与えるからサッサと異世界に転生して儂を楽しませ‥‥‥お主達の新たな人生を楽しむが良かろう!」
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ーーー転生した某国の大統領と側近、科学者達の手により原爆、水爆、細菌兵器などの化学兵器が大量に作り出され、異世界は世界大戦に突入、核のホロコーストにより異世界は核の冬に覆われ、生物の住めぬ死の大地となったーーー
‥‥‥儂のせいじゃ無いよね、テヘペロリンッ☆
【ある晴れた日の神様視点~お、アイツで良いんじゃね?~】完