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変な願い

お待たせしました。連載再開します。

ラノベや賢い子供の出るマンガとかって、行った先で事件が起きるじゃん?

ヘタすれば死人が出るような事件。

読んでると「コイツ死神かよ!」ってツッコミたくなる。


何でこんな事を言い出してるかと言うとね、島国巡りでさ、行く先々で事件が起きるから。

俺は使徒であって、神様じゃないからね? 死神なんかでも無いから!

大体さ、そういうのに出くわすのは当然。

だって、作られた神社に解決を願いに来てるんだもん。

行ったら事件が起きるんじゃなくて、起きてる所に行ってるんだよ。ここ重要。テストに出ます。


事件の内容だけど、ほとんどが貴族絡みだったわ。

簡単に言えば、庶民では解決出来ない事件。

幸い殺人は無かったけど……多かったのは人攫い。

領内の可愛い女の子を攫うパターン。エロオヤジ多いな!!

居場所はすぐに判るので、従魔と一緒に乗り込んで行って即解決。

外交官特権と現行犯で俺にお咎め無し。

……あれっ? 使徒関係無くね?


次に多かったのは、重税。

これも国のトップにチクって終了。

……やっぱり使徒とか関係無いよね?


こんな解決で良いのだろうか?

いや、良いのだ。手段が神っぽくなくても、解決する事が重要なのだ。

そう。だから問題無し!




さて、話は変わるが、ナグラさんが帰ってきた。

最近は基本的にクリュー大陸に行っている。と言っても夜には帰ってきてるんだけど。

つまり、島国巡りには同行してなかったんだ。

俺は「クリュー大陸での金儲けが忙しい」と思ってたんだが。

それはある意味正解だった。


「はい、福田さん」

「ん? アッチで稼いだ金はナグラさんの物だろ? 渡す必要は無いよ?」

「……あのね、恥ずかしいから2度は言わないよ?」

「ん? 何?」

「こっちに来てからずっと面倒見てもらってたじゃん」

「まぁ、そうだね」

「その間さ、お金も出してもらってたじゃん?」

「そりゃ保護者だしね」

「ずっとさ、申し訳ないな~って思ってたの。だから稼いでお返ししようと考えてたの! だから、はい」

「……そんな事、気にしなくても良いのに」

「私が気になるの! お金を渡すってのもアレだけどさ……。

 でも欲しい物って運を使えば手に入るでしょ?」

「まぁ、そうだけど……判った、受け取るよ」

「そうして。……ありがとうね」


それだけ言って、ナグラさんは部屋に戻っていった。

ナニコレ?! 良い話やん?

でもこのお金は使えないな。

ナグラさんの為に貯金しておこうかな……。


後日、そのお金は俺を題材にしたBL本で稼いだと知った……。

感謝してるなら、もっと他の方法で稼げよ!!

使徒をBL本にしてよく売れたな!

そういう知識チートは止めなさい!!



そんなちょっと感動したりがっかりしたりする毎日なのだが。

ある日、メールチェックしてると変なのがあった。

あっ、メールってのは願い事ね。

各神社で願い事をするとパソコンのメールのようになって届くのだ。

それにはフィルターが設定出来るので、「モテたい」とか「楽して生きたい」等の願いは届かないようになっている。

ついでに、優先度も考慮されるようになっていて、「DVで殺される! 助けて!」みたいなのは優先的に受信するのだ。

で、変なのって言ったけど、内容が「助けて!」だけなのに優先度トップで来たんだよ。


普通、こういう内容が薄いのは却下される。

ついでに言えば、心の中を勝手に調べて細かい内容が表示されるのだが……それもない。

もっと言えば送り主の名前も無い。住所と言うか、どの神社からの物かだけは表示されてるけど。

えっと、場所は……コロナ国? どこそれ?


「皆、コロナ国って知ってる?」

「こないだ、訪れた島国ですね。確かサイラス国の北の海にあったと思います」

「そうなの? ヤベえ、記憶に無い……」

「あの時は1日に3国くらい回ってましたからね」

「あ~、あの頃か~」

「確か珍しく、島国なのに大きなダンジョンがあった国だったはずです」

「あ~、なんとなく思い出した」

「そこがどうかしましたか?」

「いや、そこから願い事が来たんだけど、助けてとしか表示されないんだよ」

「行ってみるしかないんじゃない?」

「それしかないか……じゃあ行ってみるかな」


という事で、カンダさんとナグラさんを伴い、コロナ国へ向かう事にした。

しばらくは不定期掲載になると思います。

すみませんがご了承ください。

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