表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
浴が渦巻く世界の中で  作者: ヤブサメ
1/2

僕が見つけたもの

「てめーはいっつも仕事できねぇなぁ。会社をなんだと思っているんだよ!!」

「お前さ、球拾いくらいちゃんとしてくれねぇかな。」

「お前はのろいんだよ」

これは僕が生きてきた中で言われた言葉である。これは言葉の暴力ですか?みなさんはどう感じますか?

僕はスローペースである、自分としてはしているつもり。なのになぜ僕はこんな事を言われてしまうのだろう。そんなことを居酒屋で一人安いお酒を飲んでふける。ささやかな幸せとはこれだなぁ・・・・と感じさせてくれる。さて、いい調子に酔えたら明日に備えよう。定期・携帯・名刺・スーツ・ファイル・財布・・・・。あれ?財布がないぞ・・・・。どこを探しても財布がない。周りを見渡しても財布がない。

しまった!!!やられた・・・盗られた。ほろ酔い気分の時に盗られてしまったんだ!!慌てて居酒屋に戻るが店は閉まっていて近くの交番に行ったが落とし物も無いと言う。


酔いも醒めた・・・・失意のどん底。今月の生活費がパァーだ。幸いにも定期に予備で入れたお金は1万円ある。にしてもだ・・・・まだ給料が出たばかりなんだ・・・・えっ・・・・・・


ぷああああああああああああああん!!!トラックが目の前に現れて僕は光に包まれたかと思った瞬間痛みが走る。飛ばされている跳ね飛ばされたんだ。明らかに宙を舞う感覚にさいなまれたかと思えばもう意識が朦朧とする。


大丈夫ですか・・・・・大丈夫!!!ですか!!!

答えようにも声が出ないかと思えば目の前が真っ暗になった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ