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片想い  作者:
片想い
5/30

3.日向side

「はぁ~」


今朝はあんな失態をおかしてしまって、私は教室に着いてからも、ひとり落ち込んでいた。


「ひ~なたっ♪」

「うわっ!」


突然後ろから抱きつかれてびっくりして振り向くと、親友の葵がにこにこしながら立っていた。


「あぁ、葵か…おはよ」

「ちょっとちょっとなにー?

朝から暗くない?どーしたのよ」

「ん、ちょっと寝不足なだけだよ」


さすがに気を許した親友とはいえ、お姉ちゃんに恋してて恋煩いです。とは言えないないので笑ってごまかした。


「ふーん。てかさ!もうすぐクリスマスだよ!いつものカフェのさ、クリスマス特別メニュー食べいこーよ!」


クリスマス…??

そっか!すっかり忘れていた!

お姉ちゃんのプレゼントどーしよう!

今年はちょっと頑張ってみたいな。

鈍感なお姉ちゃんにもわかるくらい愛のこもったプレゼントして、たっっっくさん意識させてやるんだから!


「ちょっと日向、聞いてる?」

「へっ?ああごめん、そーだね楽しみ!」


お姉ちゃんのことを考えていたら、葵がものすごく不機嫌になっていた。

いけないいけない。クリスマスの計画はお家でゆっくりたてるとして、とりあえず葵の機嫌を直すことに専念したほうがよさそうだ。

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