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片想い  作者:
片想い
2/30

1.光side

ゆさゆさ…

心地よい眠りに浸っている私を誰かが揺さぶっている。

誰だ、私の眠りを妨げるふとどきものはっ!!

無視して眠ろうしていた私の耳に聞き慣れた声が届く。


「お姉ちゃん、起きて」


私の、愛しい人の声。


あぁ、もっと寝ていたかったのになぁ。

この子の声を聞いてしまってはそうはいかない。

睡眠の心地よさよりも、この子の顔を見れることのほうが、私には大事だから。


「うぅ~ん……おはよ、日向」


眠い目をゆっくりと開けて、目の前のその子に言う。

日向は私の妹。

私は彼女に、恋している。

これからも基本

日向side→光sideの順で投稿していきます。

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