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ボクっ子姫と竜の国  作者: あさたろ
第1章 ボクっ子姫とゲームの世界
8/67

level 8 ボクっ子姫とヤジ馬たち



そろそろ舞踏会が始まる。


ボクはパパと一緒に舞踏会の開会の挨拶をするために舞台上に立ってる。


人がいっぱいいて緊張するなあ・・・


「今日は一年ぶりに我が娘、ツバサ・ナイチチ・ドラグーン姫が帰って来た!誠に喜ばしいことだ!」



はい!?ナイチチ?そんな恥ずかしいミドルネームだったの?



男だからないのは当たり前なんだけどさ、今はちょっとショックだよ・・・



パパの話が終わりボクの番になった。


「あ、えーと・・・今日はボク・・・ワタクシの舞踏会に来て頂いてありがとうございます。っと・・・」



なんか我が儘かなぁ?緊張してきた、どうしよう・・・



「なんで上から目線なんだよ!」

「何様だよ!」

「姫さまだろ!」



うわあ、凄いヤジだ・・・


「ご免なさい、ボク緊張しちゃって・・・許して?」



「上目遣いかいっ!?」

「ボクっ子キターっ!!」

「お父さんは許さーん!!」



これでもダメなの?



「やい、テメーラ!今日はよくもアタイの舞踏会に来やがったな!!ブヒブヒ言わしてやるから覚悟しやがれ!!」



「ムチで打ってー!!」

「ブヒブヒー!!」

「女王さまー!!」



ボクは女王さまにランクアップした!





はあ、やっと終わった・・・疲れた。


「姫さま、お疲れ様でした・・・」



「あ、ありがと。マルチちゃん。」



「もっと壊れても良かったのに・・・そんな姫さまも素敵です・・・」



「もっとなの!?壊れたら大変だよ!?」



「例えば・・・もっとドSな姫さまとか・・・ああ、ムチで打たれてみたい・・・」



「さっきのヤジ、マルチちゃんも混ざってたの!?」



マルチちゃんはドMだった!





舞踏会が始まりみんな踊り始めた。

音楽が鳴り響き会場内はいい感じだ。

さっきのスピーチダメダメだったからね・・・





二曲目が終わった頃にザワザワとし始めた、なんかボクの相手が来たらしい。


「姫さま、あの方が隣国の王子 トーン・カッツ・タマゴーン様ですよ」


トンカツ卵?あ、あいつ同じクラスの小林だ。





マルチちゃんが暴走し始めましたね。


ご意見、ご感想お待ちしてます。



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