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ボクっ子姫と竜の国  作者: あさたろ
第4章ボクっ子姫とゲーム世界の戦争
61/67

level 61  ボクっ子姫と標識




 ボクたちはミランダさん達盗賊団と一旦別れてドラクーン国で落ち合うことにした、あちこちに散らばるミランダさんの仲間たちと合流してカツヤードを迎え撃つ策略だ。

 マルチちゃんとチャラくんが掴んできた情報によるとカツヤード軍は気球や飛行船で隣の大陸のドラグーンに兵を運ぼうとしたら何故か異常発生しているワイバーンの群れに襲われているらしい、海上ではクラーケンが暴れているとか・・・

 青竜、ブルーに乗っていけばいい話だけどその前に

カツヤードの隣国、セントフォレストに行かなきゃならなかった。

 ブルーはレッドちゃんと一緒で人間になれるんだけど・・・男の人でした。

 しかもかなりのイケメンでうちの女性陣は落ち着かない、ボクはドキドキしてないよ?少しだけね・・・

 戦争が始まるのに余裕あるなって?だからだよ。

 セントフォレストはドラグーンと国交はない、だけどカツヤードとも中が悪くてもしかしたら手を貸してくれるかも・・・

 旅に出る前にメルヴィル様(翼はメルヴィルがツバサのお母さんとは知りません。)に国交をしてくれるように頼んできてと言われてたんだ。

 カツヤードは今や魔王の手先になってるらしい事をチャラくんから聞いたし尚更援軍が欲しいところだ。

 そんなわけでセントフォレストに向かってるんだけど……


 道に迷いました。


 この国は名の通り森に囲まれた国でどっちに行っていいのか分からない・・・


「チャラくん、道わかんないの?」

「いや~、滅多にこっちまで来ないからなあ。」


 道案内できる人がいなかった!


 暫く歩くと標識が出ていて右に行くと首都フォレストみたいだ。


「こっちは・・・違うような・・・」

「でも標識はあってるでしょ?取りあえず一度行ってみてダメだったら戻ればいいでしょ?」

「ま~ま、おなかすいたあ・・・」

「どっちだったかなあ・・・たぶん標識あってんじゃねえ?」

「標識通りに行ってみましょうか、ツバサ様。」

「 「 「はいっ!ブルー様!!!」 」 」


 ほら、これだ・・・マルチちゃんとアリアちゃん、それにエールまでブルーの虜になってる・・・

 やっぱりボクは女子じゃないのかなあ・・・やれやれだよ。


 ブルー様の言われる通りに進むボク達をつけてる人影があったんだけどそれに全くといっていいほど気がつかなかったんだ・・・



「・・・」





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