level 60 ボクっ子姫とミランダさん
またまたご無沙汰してます。
青い竜、ブルーに乗って盗賊達のアジトに帰ってきた、アリアちゃんとエール、盗賊団のミランダさんと合流したマルチちゃんと連れて来てくれたチャラくんが出迎えてくれた。
「翼!大丈夫だったの!?」
「うん、全然平気だったよ!と、言いたい所だけと暑かったり寒かったり大変だったよ~」
「まーま、エールもちゃんと待ってたよ~!」
「うん、えらいね~エール」
「姫さま・・・ご命令通りジョッキーを連れて参りました、ご褒美にアリアさまを亡き者にして宜しいですか?」
「なんでよっ!マルチ!!」
「いや、ダメだからね!!」
「あの~なんでオレ連れて来られたんでしょう?」
なんて和気あいあい?でやってるとミランダさんが真っ青な顔をしてこっちに近づいてきた。
「本当に・・・帰ってきたのか?あの山から・・生きて・・」
「あ~、うん・・・でも宝はなかったから持ってこれなかったんだ・・ごめん・・・」
ミランダさんは黙っててやがて真実を告げた、宝は元カレが持っていって今はない事、それなのに僕に宝を持ってこいと言った事を謝った。
「そうだったんだ・・でも青い竜や光の精霊に会えたし良かったよ。」
「ひ、光の精霊!?」
「翼、光の精霊に会えたの?」
みんなは光の精霊に会えた事に驚いていた。
「うん、ほら・・」
ボクは手のひらを差し出すと身体の中から光の精霊、ホーリーが出てくる。全身が輝いているホーリーは眩しくてみんなは目を細めながら見ていた。
「うわぁ・・・」
「ひかりのせいれいさん、ぴかぴかしてる~」
「・・・闇属性には少しキツいですね・・・」
ホーリーはみんなの前まで翔んでいき挨拶をしていたがミランダさんはボクの側に佇んでいた。
「あの・・・貴女はいったい何者なんですか?青い竜や光の精霊が従うなんて・・・」
「僕?僕は・・ドラ・・」
と、言いかけた所にマルチちゃんがボクの前に庇うように立ちはだかった。
「控えなさい・・・このお方はドラグーン国王位継承第一位、ツバサ・ナイチチ・ドラグーン様であられます!」
ああ・・・正体あかしちゃったよ、マルチちゃん。しかも恥ずかしいフルネームまで言っちゃった。
「ええっ・・!?ドラグーン国の姫様!?」
その名前を聞いたのに平伏してくれるミランダさん、その後ろには盗賊の皆さんも土下座してた、結構人いたんだね・・・
「あ、あの・・顔を上げてください。別にひれ伏さなくてもいいですから。」
「でも一国の姫様を捕らえたなんてしれたらあたし・・いえ、私共は死刑になります・・・私はいいですからここにいる者は死刑にしてください!」
「 「 「 「ちょっと待て!
ゴルァァァァ!!!!」」」」
盗賊の皆さんが一斉にツッコミを入れた!!
「あ、間違えた・・私は死刑でもいいですからここにいる者は助けてください。」
「親分・・・」
「ううっ・・なんて子分想いなんだ・・・」
「さっきの本音じゃねー?」
またミランダさんは土下座している、まあ確かに死刑になるかも知れないけど・・・
「!!そうだ、ミランダさん。皆さんも!ボク達も助けてくださいませんか!?カツヤード国はドラグーン国と戦争をしようとしています、それを停めたいんです!」
ボクは事情を話してミランダさん達に協力をお願いした。
「そうすれば戦争を停めた一軍として恩赦で死刑は間逃れると思うんです。どうですか?」
「・・・わかりました、我々の命、姫様にお預け致します!!」
良かった、これで少しは戦争を停められるかも!
敵は多いだろうけど・・
7/27 今国ホームラン国→カツヤード国




