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ボクっ子姫と竜の国  作者: あさたろ
第3章 ボクっ子姫とゲーム世界の大冒険
49/67

level 49 ボクっ子姫とウォッシュだYO ?




ショコラさんと向かい合う、すごい威圧感、というか冷たい気がただよってくる・・


『う、ウチ達が相手ですよ!覚悟してくださいっ!』


ミンミ女史、モンスター語で喋ってるけどショコラさん普通の言葉通じるからね?噛んでるし・・・


『それはどうも、ではお手合わせ願いましょうか。』


でもわざわざモンスター語で喋ってくれてるよ!いい人だー!!


このままだとショコラさんとミンミ女史の一騎討ちになりそうだなあ、楽々♪


いやいや!ボクも戦わなきゃ!!


とりあえずボクとエールはじっと見守ることにした。


・・とりあえずだからね?


まずはミンミ女史が仕掛ける、速すぎて見えない!


それをショコラさんがかわしながら攻撃をする!


右に行ったり左に行ったりで追うのも大変だ!



いい加減戦えって?


はあい・・・


ポットを取りだし魔力を込める、最近戦ってなかったから魔力は十分溜まってる。あっというまに満タンだ!!


ポットから煙が出てきて中からは全身水色の精霊様が出てきた。


『ヘイヘーイ!オイラは水の精霊、ウォッシュだYO!』


変なラッパーが出てきた?


「ショコラさんの動きを止めて!」


『動きを止めんのか?お安いご用だYO !!』


そう言うとウォッシュは水鉄砲みたいなのをショコラさんにぶつけた。


「なんだこれは・・・?」


ちょっと濡れただけで不満になるショコラさん。


「だ、だめだよ!もっといっぱい水をぶつけて!!」


『文句が多いな、ヘイヘイヘイー?このくらいかYO ?


今度は大量の水、ウォッシュの手から水がドボドボと溢れる!


「うわっ!?なんだあ?」


「大量すぎだよー!!」


水はどんどん水かさを増し部屋一杯になっちゃった!


「な、何よ!これ~!?」


「水も滴るいい女ですね・・・」


「ま~ま、面白ーい!!」


「うわあっ!」


ゴボゴボ・・・


まさかトートパックの洞窟で泳いだ時の事(level 24 参照)が役に立つとは・・・泳げなかったボクが水中で目を開けてられる!


急いで窓に行き窓を開ける!!


バッシャーンッ!!


窓から水が抜けた、ただボク達も一緒に抜けた。




地面まで落ちた、生きてるのが不思議だけどみんな無事みたい。

謁見の間まで戻ってみるとサイクロプス、ショコラさんとマカロンさんはいなかった、逃げたのかな?


操られていたこの国の人達は溺れたみたいだけど息はしてる、よかった・・・


「ん・・ん~ん?」


「あ、王さま。気がつかれましたか?」


「そ、そなたは確かドラグーン城の姫君か?この有り様はそなたがやったのか!?」


「え?あ、ま、まあ・・・」


「ゆ、ゆ、許さ~ん!!ドラグーン国と戦争じゃあ!!」



ええっ!?なんでえっ!?





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