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ボクっ子姫と竜の国  作者: あさたろ
第2章 ボクっ子姫とゲームの日常
32/67

level32 ボクっ子姫とお休み


更新遅れてます、これがスランプか!?

(笑)



暫く勉強が続いたので今日はお休みになった。


アリアちゃんはマルチちゃんとお出かけだって。なんだかんだいって仲いいんだよね、あの二人。


ソナタさんは魔法小隊の演習、メルヴィルさまもお出かけ。


クルセウスさんとミンミ女史は親戚の所に行って留守してる。


エールと二人になったのでいつもの城下町の公園に行こうと思ったら残りの親衛隊の人たちが10人くらい付いてきた、やっぱりボクたちだけでは出してもらえないらしい。まあ前例があるからね・・・




ボクたちが公園にいるとたくさん人が集まってきたんだけど親衛隊の人達がガードしてくれてるけどなんで集まって来るのかな?


しばらくして静かになったのでエールと一緒にブランコとか滑り台で遊ぶ、

疲れたのでベンチに座りエールを

見てると思い出すなあ、

のどかがまだ小さい時を・・・



「隣、いいですか?」


「あ、はい。いいですよ・・・」



声をかけてきたのは20代くらいの夫婦?の人で男の人は背が高くて銀色の髪の毛で体型はスラッとしてる、

女の人は金髪で髪が長くこっちもモデル系なプロポーションだった。


お姉さんが話かけてきた、お兄さんはベンチの横に立ったままだ。



「いい天気ですね。」


「あ、はい。そうですね・・・」


「あの子は妹さん?」


お姉さんはエールを指す。


「え~と、はい。そうです」


「ま~ま!」



エールが空気読んでくれなかった!



「ママって言ってるわよ?」


「あ、はは・・・ママ、いえ母がいないから親代わりというかそんな感じです。」


「そうなの?私達も親がいないのよ、ある人に育てられて今はその人の為に働いてるの。」



その女の人は遠くを見つめている気がした。


「あ、御免なさい。勝手に話し出して・・・私はマチルダ、こっちはディテール。私達双子なの」


「え?そうだったんですか?夫婦だと思ってました。」


「アハハ、よく言われるよ。結構似てると思うんだけどな。」


それまで黙っていたディテールさんが口を開いた。


公園には涼しげな風が吹いている。



「平和ね・・・でも今見ている世界だけが本当の世界かどうかは誰にもわからないわよね・・・」


「え?」


「裏で不幸な事が起こっていても殆どの人がそれを知らない、

平和な振りをしてるだけの偶像・・

哀れなことよね・・・」



「マチルダ・・・さん?」



「お邪魔したわね、もういくわ。」



マチルダさんは悲しげな顔をしながらベンチを立った。

まだ自己紹介してなかったのを思い出したボクは声をかけた。



「あ!ボクは翼、この子はエール。」


「知ってるわ、また会いましょう。姫様・・・」





歩いて行く二人を見つめながら言ってた事を考えてたけどどういうことだろ・・・


あれ?親衛隊の人達や周りの人がみんな倒れてる!?








『生ぬるいな、あんなやり方でいいのかよ?』


『今日は挨拶程度よ、改めてご挨拶に伺うわ・・・』






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