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ボクっ子姫と竜の国  作者: あさたろ
第2章 ボクっ子姫とゲームの日常
21/67

level21 ボクっ子姫とスケルトン



もうすぐ夕日が沈む、狭い路地に倒れているナンパ男二人。その前には真っ白な人・・・カウボーイハットを深く被って顔は見えない。

どうみてもナンパとかじゃなさそうだ。


『お前がツバサ姫だな・・・』


モンスター語!?確かトロールが話してた・・・


『我が名はスケルトン・・・大魔王さまの家臣、お前の命貰い受ける。』


なに言ってるかわかんないけどよくないことなのはわかる。


とにかく逃げよう!


ボクは白い人の反対側に向かって走り出した!



でも走っても走っても誰もいない、それどころか風景も変わらない。もしかして幻覚!?


「うわっ!?行き止まり?」


万事休すってヤツですか?


『我が幻術に落ちいったようだな』


白い人はカウボーイハットを取ると骨だけになった!


「え?え?モンスター!!」


『だからスケルトンって言っただろうが!?』


ビックリしてボクは恥ずかしいけど腰が抜けてたてなくなってしまった!



『では・・・大魔王さまの命令だ、殺さず連れてこいとな』



「だ、誰かぁ!!アリアちゃん!ミンミ女史!!」



『呼んでも無駄た、幻術だからな・・・」



スケルトンはボクを捕まえようと手を伸ばす。


!?



目を伏せる、でもスケルトンの手はボクの手を掴まなかった。ゆっくりと目を開けるとそこにはミンミ女史が立っていた!


「姫さま、無事ですか!?」


「ミンミ女史!?」



「さあ来い!ウチが相手よ!!」


『なっ、我が幻術を破るとは!?貴様何者だ!!』


『姫さま親衛隊七番!ミンミ・ソシタラ・ドォウナル!!』


ミンミ女史、モンスター語話せるんだ?


『面白い・・・我が名はスケルトン。いざ尋常に勝負!』



二人が名乗り挙げるとたんボクからは姿が見えなくなり音だけが周囲に響き渡る。

周りが切れたり破壊される。たぶん二人の剣が当たってるんだろう。

ボクにも何かできたら・・・


バシュッ!!と大きな音が聞こえた瞬間勝負が決まったらしい、二人の姿が現れた。


「ぐっ・・・」


「ミンミ女史!」


ボクはミンミ女史に駆け寄るとスケルトンは揺らいだ。



そして動きが止まり音もなく崩れ去った、あれ?


勝ったの?


「はあはあ・・・手強かったです。」


「あ、ありがとう。ミンミ女史・・・」


「ありがとう。じゃないでしょ~?」


ボクが振り替えるとそこには最強の敵、アリアちゃんが立っていた・・・


ゴクリ・・・








その後ミンミ女史は助かったんだけどボクはアリアちゃんとメルヴィルさまにすっごく怒られた・・・


でも今度のことでボクももっと強くならなきゃって思ったんだ。




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