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ボクっ子姫と竜の国  作者: あさたろ
第1章 ボクっ子姫とゲームの世界
17/67

level17 ボクっ子姫と一緒にお風呂



ついにやってきた・・・この日が



できれば行きたくないけど、男として築きあげたものがガラガラと崩れていくような・・・そんな感じです。



みんなで一緒にお風呂・・・



そりゃ普通に考えればウハウハでヒャッホーなハーレム気分なんだけどなんか気乗りしないんだよね・・・



王宮の大浴場は30人くらいのひとが一度に入れる大きな湯船で泳げるくらいだ、ボクは泳がないけどね。



「うわー、やっぱ大きいなあ♪」


「外には露天風呂もありますよ~」


「じゃあ着替えるわよ、姫さま♪」



「うう・・・やっぱり入らないとダメ?」


「当たり前じゃない、仲直りの言わば女子会よ?みんなで入らないと意味ないわよ。」


「では姫さま、脱がさせて頂きます・・・」


「あっ!あたしもあたしも!」


「いいよいいよ、自分で着替えるから。みんな先に入ってて・・・」



マルチちゃんやアリアちゃんに脱がされるのもなあ・・・


「では姫さま、先に入ってますね。」


「ちぇっ」


「ちぇっ・・・」


ちぇっって言われた!




みんなが浴室に入った後ようやく着替える、ここに来てから自分の身体をちゃんと見たことなかったけど・・・


女の子だね・・・




ボクも浴室に入るとソナタさんとメルヴィルさまは湯船に浸かってたけど、あれ?あの二人は?



「いい?マルチちゃん・・・」


「はい・・・アリアさま・・・」



「え?」



二人はボクの両脇に立っていた。



「「せーの!!」」



「うわっ!?何っ!?」



ボクは巻いていたバスタオルを取られた!



「取ったどー!!」


「アリアちゃん、バスタオル返してよ~!!」



「だ~め、ここではバスタオル禁止です!!」



「え~!?」



「姫さま・・・手で身体を隠すのも御遠慮願います・・・」



「そんなあ・・・ってか二人ともいつのまにそんな仲よくなったの!?」



「ふはははは、目的のために一致団結したのだよ 翼くん」



「まあ、今だけですけどね・・・」



今だけでもなかよしならいいけどさ・・・






ようやく湯船に浸かることができたよ


「ふう・・・」


「姫さまはやっぱり身体も綺麗です~羨ましいです~」



「ソナタさんだって綺麗だよ?」


しかもオッパイ浮いてるし!


「嬉しいです~、でもオッパイはそのうち姫さまも大きくなりますよ~」



心読まれてる!?でもボクは大きくならないんじゃないかな?いずれ男に戻るし。



「でもこうして皆様と一緒にお風呂に入るのもいいですね、楽しくて」


あ、そうか・・・メルヴィルさまは、やっぱり寂しいんだな、よし!



「メルヴィルさま、ボクが背中を洗いますよ!」


「あ~、ズルいです~わたくしも姫さまの背中を洗いたいです~!」


「ダメっ!?翼の身体は私が洗うの!」


「アリアさまはやっぱり死刑・・・」



結局、変わりばんこに身体を洗いました、あんなとこやこんなとこまで・・・あ~恥ずかしい!!!




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