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ボクっ子姫と竜の国  作者: あさたろ
第1章 ボクっ子姫とゲームの世界
13/67

level 13 ボクっ子姫とソナタの日



「姫さま~こっちですよ~早く~」


「あ、うん・・・」




ボクとソナタさんはティアナの森に来ている、二人っきりで・・・



どうしてこうなったかっていうと・・・


メルヴィルさまが言うには一人ずつ説得するのがいいんじゃないかって。

つまりは四人とデートするってこと。なんか騙されてるような、ちゃっかり自分(メルヴィルさま)も入ってるし・・・


でもただデートして説得するんじゃ芸がないのでお城の情報部に頼んで各々のプロフィールを調べてもらいましたー、ジャジャン!



まあ話のネタ欲しさなんだけどね。




ではソナタさんのプロフィールは・・・


ソナタ・デリハ・プラチナル

年齢23歳、誕生日 1月1日 身長162㎝体重48㎏。

スリーサイズは85 62 83 血液型 O型

家は代々魔法使いの家系で長女。

でもしっかりしてないね。

ドラグーン国立学園初等科から大学を首席で卒業後ドラグーン城の魔法隊総隊長を勤める、メルヴィルさまの次に偉いひとなんだ?

趣味は、姫さま弄り?あれ?これもらったの昨日だよね!?


改ざんされたかな・・・?




で、まあ最初に会った場所だし色々な話ができるかなってここにきました。


おじさんの供養もしたかったしね。




歩きながらソナタさんに気になったことを聞いてみる。



「ソナタさんって実は偉いひとだったの?」


「そんなことないですよ~身体は健康です~」


「いや、身体がえらいひとってことじゃないよ!?」



ソナタさんは久しぶりにテヘペロした!






燃え尽きた丸田小屋はやっぱり跡形もなくおじさんの残骸もなかった。



手を合わせながらご冥福を祈る・・・


「懐かしいです~なんだか一週間前のことのような気がします~」


「いや、実際一週間前なんだけどね」


「でも姫さま~、別にオークだったんだから気にしなくてもいいんじゃないですか~?食べられそうだったし~」


「うん、でも助けてもらったしスープももらったし、まあ悪いひとだったけどね」


「姫さまのそういうところ尊敬します~大好きですよ、姫さま~」



ソナタさんはボクに寄っ掛かってきた!


「ちょ、ソナタさんくっつきすぎだよ?」


「いいじゃないですか~女の子同士だし~嫌ですか~?」


「嫌じゃないけど・・・ん?女の子同士?」



ボクはソナタさんにつねられた!!



「痛っ!痛い痛い痛い!ごめんなさい!女の子同士ですっ!!」



「わかって貰えればいいんです~」


あー、痛かった・・・つねる力強いよ・・・



ガサガサ・・・



「ん?何の音?」



「きゃ~姫さま~怖いです~!」


「わ、わ、ボクだって怖いよ!」



ボクらはお互いに抱きついた!!



ガサッ!



「あら?」

「あれっ??」

「へっ?」


「おじさん!?」

「あっ!?お前らは!!」






「じゃあ死んでなかったんだ?おじさん・・・」


「当たりめえだ、おらはオークだど?ファイアボーるくらいで焼き豚になんかなるわけないだ、ガッハッハ!!」


まあよかったけど、死んでなくて・・・




おじさんと別れてお城に戻る。



あ、本来の目的聞いておかなきゃ。




「ソナタさん、アリアちゃんのこと許してくれる?」


「わたくしは~とっくに許してますよ~姫さまの友人はわたくしの友人ですから~」


「あ、ありがとう・・・」


だったら今日は無駄だった?トホホ~


「でも~、マルチちゃんはどうですかね~」




うん、それが一番問題なんだけど・・・





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