第五話 向かうべき場所。
皆様超お久しぶりです。白煙影です。いやー更新にめちゃ時間かかりましたね。登録したメアド忘れたりパスワード忘れたりと大変でした。まぁとりあえず続きを書いたのでお楽しみ下さい!
「なぁじゃあこうなった理由を教えてくれよ...!」
一途の望みをかけその女に懇願する。
「教えてあげたい気持ちは山々なんだけどね〜」
その女は沈みかけでオレンジ色に染まった太陽を見ながらこう言った
「まだお許しが出てないからさ。」
女は少し呆れているようだった。
"...はぁ余計な事言いやがって..."
まだ太陽が空高くにある時間帯に俺はふわふわと浮きながら事故現場に向かっていた。
...何故だろう...無性に気になる。
あの時何があって俺が死んだのか。そして何故こんな姿になったのか。
事故現場に行けばわかる気がした。
(確かここの角を曲がれば...)
着いた。ここの一直線で俺は死んだ。轢かれてからの意識の持ちようを考えて、おそらくトラックに轢かれた時点で即死だったのだろう。そして地面には少しの血の跡が残っていた。後はテレビクルーが撮影をしている。夕方の番組用だろうか、せっせと準備をしている。他に何かないかと事故現場を見渡していると
(ん?あれは...)
轢かれた交差点の端の方に花束と飲み物が置いてある。こんなに早く置いてくれるなんて優しい人もいたもんだな。てかこれは飲めるのか?そのペットボトルに触れてみる。
(...触れた。あとなんだこれ...?)
触れたペットボトルの横にはには一通の手紙が置いてあった。うーむ開けて良いのだろうか...。まぁここに置いてあるということは良いのであろう。そう思い手紙を開くと地図の様な紙が入っていた。
(ここは...えーと...公園だったかな...?)
結構遠い場所を指し示している地図。なぜだろうか今すぐにでも向かった方がいいと本能が言っている...気がする。「間に合わなくなる」なぜかその様な言葉が頭に浮かび上がる。ここからだと着く頃には夕方になっているだろう。そんな事を思いながら置いてあったペットボトルに口を付けて足早にするその場所に向かうのであった。
いやー如何でしたでしょうか。第五話[向かうべき場所] この後の展開は大方予想は付くんじゃないでしょうか?次の話はどういう展開で行くのか決めていますのでなる早で更新したいと思います!まぁ気長にお待ちください!以上白煙でした!