その88 私は、本当に君を好きになってしまった。
不安は、突然としてやってくるが、それが突然良くなることはない。気持ちは晴れない。ただ、僕が生きているという事実だけが、毎日続いている。
こんな状態でも、毎朝、目を覚ますことが出来るのは、僕の環境が恵まれていることが大きい。こんな僕でも、愛してくれる人がいる。今は、期待に応えることが出来ないけど、前は1年かかった。その間、僕は一人で自殺まで考え、結果として生き残ってしまった。それが幸運だったと思う。
「おはよう。」
「あら、おはよう。自分から起きてくるって、珍しいわね。」
「だって、こんな状態でも、じきに職場に戻ることになるしね。起きること自体は、悪いことじゃない。」
「少し前向きになった?君がそう言えるって、かなり進歩してると思うのよね。」
「その、君っての、なんかしっくり来ないというか。でも、あなたはそう呼びたいんだよね。」
「もちろん。だけど、あの娘がいる時は、あなたのほうがいいでしょ?親って感じするし。」
「見せつけるためにやってるのかと思ってたけど、そういうわけじゃないんだ。」
「だって、君は必ず私を選ぶって知ってるし、変な意地を張って、自分同士でケンカしたって、面白くないでしょ?」
「僕は姉妹ケンカって感じで面白いけど。でも、仲良く過ごしたほうが、確かに落ち着かないね。」
「おはよ~。って、オトーサン?」
「おはよう。起きてこれるだけ、君は立派だよね。僕は、ようやくだよ。」
「いやいや、隣に寝てないってだけで、気付きなさいよ。なんか、ズレてるのよね。」
「ほら、いつも起こさないように、そ~っとベッドから出る感じだから、顔を見ないんだよね。普段はオトーサンのほうが早起きだし。」
「で、大学に行くんでしょ?朝ご飯は食べる?」
「なんか、適当にパンでもかじりながら行くよ。ある?」
奥様は、娘にクリームパンを渡す。なんだ、クリームパンなんてあるんだったら、僕が食べたかったな。
「ありがとう。それじゃ、いってきま~す。」
「いってらっしゃい。」
「あの娘が娘だってことを、なんか実感出来るね。」
「皮肉なものよね。君には悪いけど、君が突然こうならなければ、あの娘は私達の同居人ぐらいの感覚のままだったかもしれない。愛情は注げるけど、家族としての光景が見られる。君の心が引き起こしたことも、悪いことだけじゃない。」
「それでも怖いよ。僕は、やっぱり生きていることが怖いんだ。色々な体験が出来ることはいいことなのかもしれない。けど、僕は、それを喜べるほどに、感情が戻ってきてない。」
「泣くことが出来るだけでも十分戻ってきてるよ。君が気づいてないだけ。」
「怯える、泣く、嘆く、こんなことだけで、僕が成り立ってると思うと、やっぱり辛いね。でも、今はそれしかないんだ。」
「そうね。君に必要なのは、その感情に触発される機会を増やすこと。私達が出来ることは家の中だけ。でも、外に行きたいなら、私達も一緒に行く。そして、一つずつ、その漠然とした不安を取り除いていく。残念だけど、来週には、私もテレワークは週に2回ぐらいになると思う。私だって、君に寄り添いたいけど、同時にこの家の大黒柱だから。」
「仕事に行くように頑張ってみようか。多分、駅に行って、怖くて帰ってきてしまうとか、普通にあると思う。」
「君の会社が、その辺をどう思ってくれるか、よね。それより、朝ご飯、バターロール1個でいいの?」
「いや、いつもこんなもんだけど。クリームパンがあるなら、クリームパンのほうが良かったかな。」
「センパイ。いかがですか。旦那さんの具合。」
「ええ、少しずつだけど、良くはなってる。どうせなら、見てみる?」
そうやって、僕にPCのカメラを向けてくる。思わず顔を覆う。
「減るものじゃないんだから、挨拶ぐらいしなさいよ。」
「そう言われても...、すみません。私の家内を拘束してしまっていて、ご迷惑をお掛けしております。」
「あ、いえ、そこまでかしこまらなくても大丈夫です。センパイには聞いています。私には、かけられる言葉がありませんけど...。」
「ありがとうございます。私は彼女にとって、重荷みたいなものですから。お気になさらずに。」
言い終わると同時に、奥様は自分にカメラをあわせる。
「だって。変わってるでしょ?これで、5日前には、ずっと私にしがみついて、病院に行ったのよ。」
「あ、なんというか、ドラえもんみたいな感じの方だったんですね。もっと、センパイっぽく、カッコいい人だと思ってました。」
「見せたことなかったっけ。あ、アイツに見せたのか。彼女は?」
「総務の仕事をやってるんじゃないですか。ああ見えて、ここ数ヶ月でIT備品の管理もやるようになって、ちゃんと課長してますよ。」
「課長なのよね。その課長さんのおかげで、私がテレワーク出来てるんだから、何が起こるかわからないものね。」
「センパイも、心なしか、なんか可愛く見えますけど。メイクとか変えました?」
「いえ、何も変えてない。まあ、ちょっと手抜きはしてるけどね。」
「手抜きすると可愛くなるって、どういう顔なんですか、センパイ。」
「そこを聞かれたところで、私だってわからないわよ。あるとすれば、心境の変化なのかしらね。」
「色々大変な思いをされてるんですよね。私は、会社でセンパイの代わりの業務を少しずつ手伝ってますけど、センパイはもっと大変なんですよね。」
「基本的に介護が必要ってわけでもないのよ。さっきカメラに写って喋れるぐらいには回復した。だから、対面したときにどういう反応を示すか、そこが一番わからないところ。」
「来週は戻って来るんですもんね。今日だけだけど、頑張ります。」
「申し訳ないわね。でも、3年目にもなると、あなたもずいぶん頼りがいがある。ちょくちょくありそうだから、これからもよろしくね。」
「そこは頼りにしないでください。センパイ。センパイしか出来ないことは溜まってきてますよ。」
「...いっそ、会社辞めようかしらね。早期退職ってことにしてもらえないかしら。」
「残念ですけど、センパイは来年の人事が決まっている人なんですから、家族の都合と言えど、退職は許されないと思いますよ。」
「さ、冗談はさておいて、今日の業務内容を確認していきましょうか。」
僕の奥様、彼女は、こういう感じで仕事をしてるのか。確かに、こういう機会でもない限り、見ることが出来ない世界だった。
「お昼、どうする?」
「あら、何か作る気にもなった?」
「僕が作る昼ご飯なんてたかが知れてるのを知ってるでしょ?」
「じゃあ、私もOLらしく、パスタがいいわ。...言ってて恥ずかしい。」
「それじゃあ...、う~ん、塩コショウでいい?」
「味付け?そこは私より君のほうが上でしょ?任せる。」
「任されます。」
一つ、試してみたいことがあった。僕は、今の心境で、刃物をちゃんと使えるぐらいには回復してるのだろうかと。
所詮はソーセージとピーマンを切るぐらいのことだから、自分でも心配はないと思っている。だけど、僕に突き動かされる衝動が、自損するならいい。もしも、彼女を本当の意味で傷物にしてしまうようなことがないだろうか。危惧とともに、強い好奇心が生まれる。もっとも、好奇心が出てきてるあたり、回復してるのだろうけど。
冷蔵庫からソーセージとピーマン、あとは...えのきだけ?誰が買ってきたんだろうか。まあ、いいや。食感のアクセントにはなる。
「ふぅ~。」
一息付いた。包丁を取り出してみる。別に、これといって思い入れはない。
とりあえずピーマンを2つに切って、種を取って、短冊切りすれば、それっぽく見えるだろう。
まな板にピーマンを置き、刃を入れていく。特に、問題なく切れている。刃物を持った時の衝動は、クリア出来ているのだと思う。
「しかし、ピーマンってのは、こう、なんで種が内側に入ってるのかね。」
「言われてみると、ピーマンの実って、自然に落ちて、皮から種が芽を出すものなのかしら。」
「ピーマン農家しかわからんよね。どうやって作ってるんだろう。」
そんなことが言えるぐらいなんだから、おそらく家の中では、普段と変わらずに振る舞うことは出来る。不安は残るけど、震えていた5日前に比べれば、だいぶマシだ。
「ねぇ、手元、なんで刃先を自分に向けてるのよ。」
心配した彼女が、台所に来て、そんなことを言っている。無意識のうちに、僕は自分のお腹に刃先を向けてた。
「...無意識にやってた。ごめん。」
「ごめんじゃないわよ。あなた。私が代わりに切るから、パスタでも茹でてて。」
幸い、別にコンロで食事を作ることは問題ないらしい。茹でる、炒める、味付けする、普通に出来た。
「やっぱり、刃物は危ないよ。見るだけで、何かそういう感情を掻き立てるのかも。」
「そうなんだろうね。僕は無意識に自分の体を刻もうとしてた。やっぱり、僕はまだ自傷願望があるんだね。それなのに、生きている意味があるんだろうか。」
「何言ってるのよ。君が生きてないと、私達がどうするのよ。あの娘と二人で生きていけるほど、私達は強くないのよ。だから、苦しくても生きて。これは命令よ。」
「...厳しいね。あなたは本当に頼りになる。僕がなまくら刀だったとしても、それを収める鞘になってる。こんな人と生きていってるのに、なんで、僕はこんなにダメなんだろう。
」
「うん、あ、やっぱり君の味付けは、シンプルでいいわよね。私も、君みたいな人に料理を作ってくれる人は、頼りにしてるわよ。」
「ごまかした?でも、そうだよね。こんな醜態をずっと晒したまま。出来ることをやろうと思って、このザマだし。」
「正直を言うと、君と生活していること、本当に飽きないわ。だって、まさか自分が一番好きな相手が、こんなに繊細で、壊れやすかったって思わなかった。」
「その通りなんだけど、うん、僕は褒められてるのかな?」
「唯一無二って言いたかったのかな。私が勝手に思っていた君は、もっと自由に、もっと色々なことをやれると思っていた。でも、再会して、君とあの娘と3人で暮らしているうちに、君の弱さとか、君のおかしなところとか、不思議と目が行くようになった。人間、悪いところに目が行きがちになるけど、君の悪いところは、決して悪いところではなくて、個性なんだなって思ったのよ。」
「弱さも個性のうち...う~ん、まあ、言わんとしてることはわからなくもないけど、カッコ悪いよ。」
「見た目を見直してから言いなさいよ。私は、君の容姿や、君の人間性を知っていたけど、君が毎日のように弱さを見せるようになって、本当に好きになれた。社会人としてはダメだけど、本当ならば、君と一緒の空間で、24時間、あらゆる感情を共有したい。それだけ、私は君に寄り添っていたい。」
「今の、この状況が、君にとっての幸せなの?」
「私は、今まで居心地の良さに慣れ過ぎていたのかもしれない。でも、君がすべてを見せてくれた。さっきだって、無意識のうちにあんなことをやってるけど、それが知れたことに幸せを感じてる。ああ、この人は、私には想像できない、巨大な不安と戦って、自傷行為も厭わないのだろうって思うと、私も辛い。でも、それを知ったからこそ、君とようやく対等に話が出来るかなって。だから、幸せ。健やかなるときも、病めるときも、君のすべてになって、独占したいって思ってる。私も、病気なのかもね。」
「恋の病いというやつかもしれないよ。一瞬の気の迷い。その気の迷いに潰されて、僕は不安になっている。けど、そんな僕を見て、独占したいと言われると、僕はどうすればいいのか、本当にわからない。僕は、このままでいいのかな?」
「君のいいところを言うならば、来る者拒まず、去るもの追わず。そして、不思議とそこに説得力のある振る舞いが出来ている。君は、私が関係を解消したいと思ったら、特に未練がましくしないと思うのよ。そういう性格だって、彼女からも聞いてるし、それに救われたとも言ってる。だけど、内心では、それが不安で仕方ないんでしょ?」
「だから、このままでいいのか、聞いてみたんだけど。」
「わからない人ね。今の私は、君だけいてくれれば、それだけで幸せ。いいじゃない、情けなくても、心が繊細でも、私には、君だけがすべて。気休めでも励ましでもなく、私の本心よ。」
「...うん、じゃあ、もう少し、君を頼る。愛する人に、弱いところを見せるのは、本意ではないけど、君はすべて受け止めてくれると思う。」
「頼りになるでしょ?だって、君が選んだ私だもの。私は、絶対に君を一人にさせない。だから、君は、私を一人にしないで欲しい。もちろん、あの娘も。」
食器を洗い、彼女は午後の仕事を始める。その横で、僕はぼーっとしている。
ぼーっとしていても、不安が消えることはない。今すぐ死ぬという感じではなく、ずっと僕はこのままなのだろうかという、漠然とした不安。生活をしていれば、抱える問題ではあるけど、それにしては、地に足が付かない。今の僕には、彼女が寄り添ってくれる。しかも、ずっと離してくれないようだ。嬉しい反面、僕は彼女を傷つけ続けることがあるんじゃないかと思ったりしている。僕のせいで、彼女が傷つく。そこに僕は戸惑いを感じる。当然、彼女が傷つけば、僕も傷つくのだろう。いや、彼女はそんなところを見せてくれないだろう。やっぱり、フェアではない。不安だから、こんなことを考えてしまうのだろうか。僕も、彼女のすべてが好きだけど、彼女は僕に弱みを見せてくれるようになってくれるのかな。知りたい。でも、知ったところで、今の僕が、彼女のすべてを受け止めることが出来るだろうか。不安しかない。自分でも嫌になるが、嫌になっても、僕は僕なんだ。不安を抱いたまま、このまま生き続けるしかないのだろうか。人生には不安はつきものだけど、この不安は、彼女と寄り添って、あるいは娘といることで、本当に緩和されるのだろうか?
生きることの苦しみを選ぶ、死ぬ勇気もないし、愛する人達を悲しませることはしちゃいけないと思っても、不安は拭えない。どうすればいいのだろうか。時間は待ってくれない。だけど、時間が経つほど、衝動よりも不安に襲われる。また怖くなった。得体の知れない恐怖。彼女の仕事が終わったら、僕は彼女に打ち明けるほうがいいだろうな。
「それじゃ、私は今日、これで終わりにするね。お疲れ様でした。」
「センパイ、来週も、旦那さんの容態が変わらないなら、連絡してくださいね。あ、部長に直接Zoomでもいいですよ。」
「ありがとう。迷惑をかけるけど、来週は2日ぐらいは出社出来るように、回復させてみせるわよ。」
「あははっ、センパイ、強いですね。それじゃ、お疲れ様でした。」
「あのさ、話、聞いてくれる?」
「不安そうな顔してる。大丈夫、君の話は、何でも聞くわ。」
「...なんて言ったらいいんだろう。また、怖くなってきたんだ。僕は、漠然とした不安に飲まれてるんだ。どうしたらいいのか、全くわからなくなってる。」
「うん、とにかく、君は一人だと、良くない方に考えてるって、表情に出てる。普段は表情を表さない人なのに、すごく苦しそうに見える。とにかく、辛いの?」
「生きることが、こんなに苦しくて、辛いと、今更思うようになってきた。君には止められるから、僕は死ぬことは選べない。だけど、君を頼っても、君に甘えても、僕は何一つ解決策が見つからないんだ。どうしたらいい?」
「本当に、子供に戻るのよね。ずるいのよ。簡単に考えよう。今、私が、君と一緒にいる。それでも不安なわけよね。」
そういいながら、僕の頭を抱き寄せてきた。
「いい、生きる苦しみは、私も同じなの。だけど、こうやって一緒にいる。一緒にいるから、不安になるのなら、私も、あの娘も、君から離れることだって出来る...と思う。」
「でも、それじゃあ、僕らはどうなっちゃうの?」
「...ずるい言い方だけど、私達は家族なのよ。君が苦しむのを見ていて、辛いのもわかる。私だってなんとかしてあげたいと思ってる。でも、君が、自分から立ち直る道を選ばないと、君自身はずっと不安なまま、生きることを苦痛に感じてしまう。私に出来るのは、こうやって抱きしめて、お互いの感触を感じることぐらい。君が苦しむのを分けて欲しいと言いながら、こんなことしか出来ない自分が情けないと思う。」
「でも、君の体温が伝わってくる。温かい。なんでかな、僕は、どうしてこんなに弱いのかな?」
「それが君なんだよ。私の好きな君は、繊細で、弱くて、情けない。けど、そんなことがどうでもよくなるぐらい、本当は温かい人。君は、ずっと私達に与えてくれてたじゃない。だから、どんなに弱くなってしまっても見捨てないし、やっぱり離れられない。」
「僕が逃げようとしたら?」
「全力で追いかける。そして、ずっと、私のことを見てくれるようにするの。...私、やっぱり独占欲が強いのかな。君は、常に私を見て、これから生きて欲しい。私を見て、生きるのは辛い?」
「嬉しいけど、ちょっと重いかもしれない。」
「重くて結構よ。それに、君が背負うんじゃなくて、私が勝手に、君の目の前にいるだけ。君が重さを感じるなら、それは私への思いの強さだと思ってくれればいいよ。」
「ただいま~って、え、何、もしかして情事中?」
「あ、おかえりなさい。今ね、私がどんなに都合のいい女なのかを、この人に教えてたの。ね、あなた。」
「うん、そんなところ。」
「いやいや、オトーサンが涙ぐんでるじゃん。またなんか言ったんでしょう?」
「違うんだ。僕が弱いだけ。僕が不安なだけ。彼女は、僕をあやしてくれたんだよ。」
「あやす?オトーサン、もしかして、本格的に幼児退行とかしちゃってる?」
「似たようなものかもね。ずるいのよ。一人で可愛くなって、一人で泣いて、一人で喜んで。」
「そんなに表情豊かなの?僕は、不安なんだけど。」
「私が見た中で、今日のあなたは、一番表情豊かだったわ。まるで、あの頃に戻ったみたいに、子供だった。」
「え、それ、私も見たいな。オトーサン、見せてよ。」
「僕にはわからないんだ。だけど、彼女が言うなら、そうだったんだろうって思う。いつか、君に見せる時が来たら、その時は君が離れて行ってしまうかもね。」
私は、いよいよ分からなくなってしまっていた。
私は、25年以上の年月を経て、本当に好きな人が出来た。でも、そう気づかせたのは、あまりにも脆い、繊細で、壊れてしまった君。
君が好きなのは変わらない。こんなことで、君を見捨てたりしない。そんなこと、ありえないわよ。
だけど、本当の君を立ち直らせる方法、それが出来るのは、私なのか、自信があまりにもない。
「あなたに助けて欲しいの。娘としてではなく、20年前の私として、私を助けて欲しい。」
今を生きる、20年前の私。私より、君を知っているであろうこの娘が、君と同じぐらい、頼れる存在。今は、それにすがるしかない。
つづく