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はい投稿遅いっすね…
遅すぎるっすね_:(´ཀ`」 ∠):_
《アザミ視点》
「この空間はやはり私でも認知できない」
「それは考え方さ、ここは結局のところ無に等しいからね」
無はそこにあるだけで全てを否定し、肯定する
「しかし、それは主様の全てを理解する、と言うことでしょう?」
「そうだね〜」
手に持っていた缶切りでモモ缶を開ける
「…今のようにいつの間にか缶切りと缶詰を持っている、これも無によるものですか…」
「理解がやっぱり早いね〜流石は私の創造物の中でも最高傑作だ、その考えに至ったのは、おぉ!396垓回目ちょうどだね!」
「…そうですか。しかし、疑問があります」
「うん?言ってみなよ」
フォークで黒猫にモモを上げながら聞く
「あの創造神も同じようなことは出来ますが主様ははっきり違います、それは一体?」
「そんなこと?そりゃ、私のは最初の無だよ?作られた無とは全く違う」
「…なるほど、つまり主様の言う作られた無、と言うのは私でも認識できているものの方ですね?」
「正解!ご褒美にパイナップルをやろうじゃないか!ほら、口を開くがいい!あーんとやらをしてやろう!」
大人しく口を開いてきたので一口大のを入れてやる
「さて、元々、無と言うのは何もできないと思った、私と言う自我は、無は本当になんでも無いのか、それも同時に考えた」
缶とフォークを投げ私は手を頭の後ろにつける
「でね、思っちゃったんだ、何故できないと判断するのか」
そして、手を頭の後ろから再度離す
「そして、まず私は一つの間違いに気付いた」
手のヒラの上には右手には黒い、そして全てを引く寄せる力を有したものを、左手には白い、そして全てを寄せ付けない力を有したもの
「その何もできないと言う判断を…」
その二つを重ねる
「他でも無い私がしたのだと」
そして、両の手の上には小さな人型の生き物が寝ていた
「これが答え」
それをトヨに渡す
『「私は無、そして最初の神にして原初の神」』
「称号など何もいらない、ただ私は神と名乗る」
黒猫を下ろし椅子から立ち両腕を広げながら前に進む
「邪神と呼ばれようが、魔王と呼ばれようが知ったことか」
腕を後ろに組み振り返る
「破壊、創造、維持、法、倫理の神?そんな肩書きで縛られてなんになる?そんな程度のものがなんだと言うのだ?」
ただ笑いながら続ける
「結局はそんなのに縛られたが故に、私が最初に作り出したトヨと、同じ完成度を持つ《狂気》を越えることは出来なかった」
「あっもちろん私にはまず勝てないけどね!」
ジュッ…
「…今何を?」
「うん?飽きたからね!も〜う、粘り過ぎ!あれらにはご退場してもらったよ!」
うんうん、確認してるのがわかるよ〜?トヨちゃん!
「…どの時間軸にも存在しませんねこれは一体…?」
「記憶だけの存在だね!」
正解は無を使っただけどね
あんなのはもうどうでもいいから、響子ちゃんをみちゃおっかな〜
「はいポチ〜!!」
目の前のテレビのリモコンで電源を入れ、様子を見る
「おやおや〜?いい感じに仕上がってるね〜」
これはすごいことになりそうだ、ね!
まあ、完結はさせるよ




