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ひっそりと投稿
さてと、魔法なんてものは置いておき脱出手段についてをきく
「それに関しては3通りですね。1つ目は、ダンジョンの入口から出る方法。これは、ほぼ最下層に近いこの場所からだと1番時間がかかりますね。」
「ん、だけど1番確実」
『なんで?』
「鼻が利く」
なるほど
「次に2つ目は、ダンジョンボスを倒すですね。これは1番近いですけど1番危ないですかね…」
「ボスが、ランダム何来るかわからない」
『ほ〜ん』
「最後は、転移門を探す方法ですね。これは確実にあるとも言えないものですね」
「何処かしらにはある、でも正確にはわからない」
『ん?どうして?』
「理由は、簡単転移門近くには膨大な魔力が渦巻く、それのせいで強い魔物がウヨウヨ」
「中には魔物王も凌ぐとんでもないものまで…」
…おもしろそう…
『いいじゃん…それで行こう!』
「「え?」」
こうして行き先は決まった
しばらくして
「ほ、ホントに行くんですか〜?!」
ネルが泣きそうになりながら言う
「ん、無謀と思う」
ニルもそう言う
『まあ、いいじゃん何事も経験!』
ネルの目が急速に死んでいく。するとその様子を心配してかニルが
「ん、大丈夫?ネルお姉ちゃん?」と言った
ネルがニルの方を見たかと思うと凄い勢いで抱きついた
「ホントよく出来た妹だよ〜!」と頭を撫で回していた
ふむ…いいじゃない…と、とりあえず目的地には間違いなく近ずいているだろう…
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《ネル視点》
妹に巻きついていた…いや、いまも巻きついてるか…鎖である、西園寺響子…彼女?は鎖さんと呼んでくれと言っているが色々と怪しい…
まず、ステータスがこれ。
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名称:名もなき鎖
作者:不明
Lv:―
称号:封印ス物 不思議な鎖
スキル:封印Lv.― 吸魔Lv.― 弱体化Lv.― 自動修復Lv.―
上級鑑定Lv.―極カウンターLv.10
特殊スキル:異空間 強度強化 固定強化 変幻自在
特殊強化 魔法強化 空間強化 認識阻害
魔術の極み
スキルポイント:0
▼
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まず、名無しという点。彼女自身が名乗っているというのに名が着いていない。本来、ステータスの名前は名前が無ければ名付け、又は名乗りによって付与される。しかし、彼女にはそれがない!
次にステータスの隠しにある称号…
怠惰…
この称号は、怠惰の証…つまり、彼女は転生者で適正者ということ…イレギュラーの称号を持つのも頷ける…
…まあ、どうでもいいか…今は、目の前のこと…転移門に向かっていることに意識しよう…
にしても、行きたくないなぁ〜…いや、本当に危険だし…いくら私たちが強くても…いや響子さんがいるか…
ふと前から会話が聞こえる
『おーデカイね』
「ん、キングオーク」
『ほお、これがオークなのか…』
そう言う1人と1つの前には豚顔で筋肉質な身長5メートは、あるやつがいた。
「いや、それはエンペラーオークだからぁ!?」
これは、大変な旅になりそうな予感がします…
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《ニル視点》
ん…本当に不思議な人?だ…私は、今も腕に巻きついている鎖をチラ見しながらそう思った。
私が、この鎖に巻かれて500年くらいたったとネルお姉ちゃんから聞いた…そして、巻き付けるよう言った存在が言ったように確かに500年くらいで意識が宿った…まあ、30も40も誤差だよね…しかし、何故あの存在は宿ると確信していたのだろうか?
そもそも、あの存在はなんだったのか?あれが神という存在?
うーん…………わかんない!
そんなことより身体を自由に動かせるっていいね〜
ここ…どこ…わーお