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し、しらす〜
《西園寺武蔵視点》
「で、ここは?」
アメリカのとある場所に飛行機の専用機なるもので飛ばされ、ここに着いた。
「すいません、ここのことは極秘事項なので…」
2m近い身長の黒人のエージェントが流暢な日本語を話しながら謝ってきた
「あっいや気にしてないっすよ…他も気にしてないみたいだし…」
と言いながら前にいる家族を見る
「ほお、ここが噂に聞く…」
「ここまで近づかないと分からないのね…」
「さて?どんなのがいるのやらワクワクするぜ!」
「ん?なにが?」
「えーと、お姉ちゃんたぶんここは…」
親父と母さんはなにやら感情深そうに、兄貴はなにやら不吉なことを、双子たちは桜が菫になにやら教えていた…まあ、たまに我が妹ながら頭の回転が遅い時があるしな…稽古ではそんなことないんだが…
「では、こちらに」
エージェントの人が案内を始めた
近くにポツンとだけ立っていた建物…小屋?の扉の鍵を開けて扉を開けた
「どうぞ」
促されたので全員ではいる
小屋の中はパッと見、何も無い。普通の木の机と椅子とある程度の家具そのくらいしかない。
バタン
「では、下にいきます」
エージェントはそう言いながら、懐からカードを出し机の裏側にかざす
ガチャコンッ
「あ?」
??あーこの部屋がそういうものか…
「ほお…」
「あらあら」
「すっげ…」
「???」
「お姉ちゃん…」
約1名は分かってないようだがこれはつまり…
「えれべーたーってやつだな?」
初めて見たぜ…
しばし後…
「ずいぶんと深いな…」
とか言っていたら
ガコン
「着きました」
とエージェントが言うと目の前の扉が開いていった
そこには結構な感覚で配置された扉とえれべーたーの扉とほぼ真反対にある大きな扉。
そのうちの1つの扉に案内された
「ここが皆さんの当分の拠点となります。会議の方はここから2時間後の午後の3時となっています」
そう言って案内された部屋は家よりは狭いがまあまあの広さがある
「おっ個室まで着いてやがる」
そう言って中を漁り出したのは俺の兄…大和だ
俺もそれなりに体格は良いが兄はある意味で完成された肉体だろう。パッと見はあまり筋肉が無さそうだが中身はガッシリとしている。体幹がまずぶれることがほぼない、あの体幹を崩せるのは俺の父と母それと今は亡き姉と爺ちゃんくらいだ。まあ、前2人は堅実さと技術でと言った感じで崩す。しかし、後ろ2人は圧倒的な力で押し潰す。…そんで技術も高いんだからなかなかに理不尽だよな…
見た目は黒い髪を伸ばしてそれをひと結びにしている。目は少し茶色っぽく鋭さもある。
「んじゃ、俺は少し寝るわ。」
そう言って個室に入っていく。
「では、みんな休憩するといい。」
そんな親父の声を聞きながらゆっくりと意識は沈んでいった
魚、魚、ぬーん




