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ガチャ!フー!

えーと?


「まずその子は?」


そこは大事だろう。


「この子?この子はね〜私が泳いでたら近くに浮いてたから連れてきたのよ〜。まだ、海の中でしか生活してないからこの機会にちょうどいいわ〜。名前はシーよ〜」


「よ〜ろ〜し〜く〜」(ふよふよ)


「はあ…」


その子…シーと言う名前の子はニルよりも少し背が小さく。透明感…というか毛先に向かってだんだんと透明になっている水色の髪が特徴的だった。瞳の色も髪と同様の色をしているのだが、少し浮いているのである。


とりあえず、最近じゃっかん忘れられている鑑定を使うか〜


―――――――――――――――――――――――――――


名前:シー

種族:アビスプレデター

スキル:飽食 電撃魔法Lv3 水流魔法Lv8 浮遊

    アビス潜航 アビス適正 深淵魔法

称号:大いなる父と母の義娘 Kの寵愛 


―――――――――――――――――――――――――――


ん?んん!?アビスプレデター!?


「えっ?えーー…?」


マーさんはコロコロ笑いながら

「可愛いでしょ〜。」


「…そうですね…」


そっか〜……まっ、いっか!無害だろうし。


ん?ニルとシーが無言で見つめあってる?


じー


じー(ふよふよ)


「おお、すごい」


んーーなにがだろう?


「えっと、多分浮いてるのがじゃないですかね?」


少し悩んでるとネルが予想を言ってきた。


「うん」


あってるらしい


マーさんがシーに手招きしている。


「な〜に〜?」


シーがふよふよと近づいていく、そしてマーさんはしゃがむんでシーと目を合わせながら喋りかける


「シーちゃん、このお姉さんと一緒に出かけてみない?」


「ん〜?」


「シーちゃんも少し地上を見て見ない?」


シーは地上という言葉に目を輝かせて「いく!」と元気いっぱいの返事をした。


「ということで〜よろしくね〜」


どうやらついてくるらしい


ところで…


「どうやってこの海渡ろうか…」


「ん〜なら私が運ぼうかしら〜」


「えっマジで」


「マジ、マジ〜」


するとマーさんは近くにあった岩場に向かった


「着いておいで〜」


とりあえず着いていくとする……あれ?そういえば爺達は?


ザパーン!


うん?音のした方を見る。


ピチピチピチピチ


「ふむ、いい大きさだ!」


『流石じゃ!』


…魚?魚だな…


「魚雷マグロ…」


「えっ?ネル?何その名前?」



「雷魔法で、体を加速して泳ぐマグロです。自分より大きなものに突っ込むので、よく船が被害を受けるそうで…。たまに自分より固いものにあたって気絶してます。ちなみに、主食は海藻です。」


「なんと迷惑な…」


「ちなみにすごく美味しいですよ!」


ネルの目が…キラキラしている…食べたことあるんだ…


「あらあら、それを食べるのは向こうに着いてからにしてね〜」


マーさんは笑いながらそういうと妙にひらぺったい岩に何かの模様が浮かび上がり、懐から瓶を取りだしその中身を振り掛けた。


「ではでは〜」


そして、その模様が書かれた場所に手を触れ何かを言うと途端にその模様から青白い光が1つ出てきて、地面に停滞した。模様の方はそこが両開きの扉のようになっていた。


「これでよし!行きの分だけだけど通れるわよ〜」


そう言いながら振り向いた。


「ありがとうございます。爺いくよ!」


「ぬ?わかった!」


マーさんにお礼を言いながら爺を呼びその扉を通る。


さて、どこに出るやら…





ヌッ!(絶命)

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